Question

初めまして、今年から養蜂に初挑戦する自称アクテイブシニアです。
千葉県大網白里市在住です。
養蜂に関する情報をもっぱらインターネットから入手しております。
現在、巣箱の準備中です。
当地近郊にはハウスでのいちご栽培が盛んです。
イチゴ農家から、受粉に使用している単枠式の巣箱を3個ほど入手致しました。
1個にはまだ巣蜜が残っておりました。
取り急ぎ、この巣箱を待箱にしたいと考えております。
これから、巣箱の清掃、蜜ろうの塗布、餌の置き方とその造り方、巣箱の置き場所の選定など
色々準備がありますね。
以下について、色々ご教示戴ければ幸いです。
①巣箱の清掃；これは、どのようにすれば良いでしょうか？
箱内の付着物をスクレーパで掻きとり綺麗にする。また、内部をガスなどで高温処理して、殺菌する。
などを実施予定です。
②誘引剤について；蜜ろうを内面に塗油する。塗り方はどのようにすれば良いのでしょうか？
その他に良い誘引剤がありましたらご教示ください。
③餌について；餌の作り方と置き方について、ご教示ください。今、考えているのは、蜜が残っている
巣枠を3個の巣箱に、1個ずつ入れようかと考えております。
⑤巣箱の置き方；今考えている場所は、後ろが雑木林で、前方は荒れ果てた畑で、背の高い雑草が
周囲に生えております。この場所の周囲には蜜蜂が好む花は有りませんが、１Km以内が公園になっており、桜の木があります。最初の作業は草払い機で雑草を刈り、前方を見晴らしを良くしたいと思います。どの程度の距離を刈れば良いでしょうか？また、巣箱の置き方は3個をどのように置けば良いでしょうか？
また、巣箱の高さはどの位が宜しいでしょうか？蜂を誘うために目印になるような物は必要でしょうか？
女王蜂は黄色や青色が好むようですが？
長々と書きましたが、このほかにも色々重要な事項があろうかと存じますが、皆様のご教示を戴ければ幸いです。宜しくお願い致します。

Answer 1

イチゴ農家から入手されたのは、洋種ミツバチ用のﾗﾝｸﾞｽﾄロス式巣箱でしょう。花粉交配用巣箱であれば標準巣箱2/3位の大きさだと思いますが、これに合う巣枠は横長方式となり日本みつばちには適しません。巣枠を入れたまま待ち箱とされるとほとんど入居しないと考えられます。なので、縦長の丸洞・角洞・重箱式を準備されるといいのではないでしょうか。もちろん使用しなくなった洋種ミツバチ巣箱を空のまま積み上げておくと日本みつばちが入居することもありますが、上蓋から直に巣を造ってしまいますので、後々管理や採蜜み不便を感じることになると思います。

①巣箱の清掃：付着物を取り除いてしばらく水につけて巣虫を除去し、干しておけばいいと思います。
②誘引剤・蜜ろう塗布：する。天井面と巣門付近に塗りつけておけば大丈夫です。誘引にはキンリョウヘンが一番ですが、お持ちでなければ人口キンリョウヘン（待ち箱ルアー）の購入を検討されてはどうでしょう。
③餌について；私は砂糖１に水１の割合で溶かしたものを必要があれば与えます。巣蜜は他の群や洋種ミツバチからの盗蜂を誘発しまた巣虫の発生源になる恐れを考慮して使用していません。

⑤巣箱の置き方；大きな樹木の下とか崖下などが入りやすいと感じます。これは大自然の中で蜂たちが巣をつくる空洞があるそのような場所に多く存在する可能性が大きいことからそういった場所を探索蜂が捜しにくるからではないかと考えられます。

女王蜂が特に黄色や青色が好むというのは初耳です。暗い方向に逃げる（隠れる）のは感じますが自然の中においても訪花活動しない黄色い花や大空の青色に触れる機会も少ないのでそういった書き物でもありましたら出所を教えてください。

ほかにいろいろ回答がある中で書物やHP等参考にされ日本みつばちライフを楽しまれることを祈っています。

Comments

ハッチ＠宮崎様
早速のご回答ありがとう御座いました。
大変参考になりました。
イチゴ農家から入手した巣箱は確かに西洋ミツバチが入っていたものです。
日本ミツバチにはだめなんですね。なんでもいいのかなと思っていました。
巣箱の配置と色についての参考資料は養蜂家マニュアルⅢに掲載されています。
参考まで。

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養蜂家マニュアルⅢに記載されているのは、大量に女王蜂を養成するときの注意事項です。以下参考に追記します。

西洋ミツバチの女王蜂育成する場合、大量の王台を養成してそれを小さな小箱（交尾箱＝核群（ﾆｭｰｸﾘｱｽ））に分けて交尾させます。大きな群でも小さな群でも女王蜂は１匹と決まっているので、取扱と作業効率から３００匹くらいの小群に分散導入して用いるのです。

このときに交尾に出巣した処女王が戻る時に同じような小箱が沢山あって、間違えて帰巣してしまうと殺されたり不具になったりしてしまうのを避けるために、みつばちの色覚に併せて巣箱の色を変えたりしてその危険性を少なくしようとするものです。

ヨーロッパで行われている養蜂巣箱（養蜂舎：養蜂小屋に隣同士くっつけて多くの巣箱を設置する方式）の巣門にいろんな模様がつけられているのも帰巣蜂が迷わないためで、マニュアルに記載されいるのと同じ理由です。

その色を好む好まないではなく、ミツバチの目からみて色彩で判断できるということなのでしょう。

Answer 2

なかなか回答がないようです。

①巣箱の掃除は入居したミツバチがやります。人間も引っ越しすればまず掃除です。

②蜜蝋（ニホンミツバチ）を溶かして刷毛で塗る、蜜蝋をこすり付けてバーナで炙るなどお好みで。

③＞蜜が残っている巣枠を3個の巣箱に、1個ずつ入れようかと考えております。

ミツバチが入居する前に蟻が入居するでしょう。

⑤１か所に待ち箱３個？私でしたら１個にします。残りの２個は別の場所に置きます。

＞女王蜂は黄色や青色が好むようですが？

巣箱の良し悪しは探索蜂（働き蜂）が決めます。（女王蜂はついていくだけのようです）

論より証拠とか言いますからまずはやってみてください。やってみればいろいろな事が見えてくると思います。

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じょんのび様

早速のご回答ありがとうございました。

大変参考になりました。

Answer 3

アクティブシニアさん お早う御座います。福岡県朝倉市のonigawaraと申しますが、かなりお勉強されていますので自分の思いのままで良いとは思いますが、千葉県ですのでアカリンダニの感染が有るみたいですので、巣箱はまだ購入予定が有るならば（管理人さん）のショップに上にスノコが付いた重箱式の待ち受けスターターキットが、有りますので覗いてみてください。ここの巣箱は後で良かったと思うことが多いです。決して管理人さんの回し者では有りませんよ。自分が使用して見て素直に思いを語っているだけです。板の暑さ・寸法の良さ・又はスノコの上に金網を置いてメントールを置けばアカリンダニの予防になりますので頭の隅にでも置いておいてください。よく勉強なされていますので、いう事は無いですね。頑張って下さい。

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onigawara様

早速の御回答ありがとうございました。

重箱式および丸太蜂胴の巣箱の作製に取り掛かりたいと思います。

Answer 4

①巣箱の清掃

> イチゴ農家から、受粉に使用している単枠式の巣箱

これはハッチ@宮崎さんが書いてくださっているように西洋ミツバチの巣箱ですので、日本ミツバチの捕獲には期待薄です。

房総半島ですと、4月上旬にも分蜂が始まると思いますので、早めに巣箱を作ってください。

②誘引剤について

蜜蝋の他にも、分蜂誘引剤かキンリョウヘンを用意してください。分蜂誘引剤、または、キンリョウヘンは蜜蝋よりも高い効果を発揮します。

分蜂誘引剤については以下のページをご覧ください。

http://xn--7ckf0b6c863w75p1t3e.net/

③餌について

捕獲前には不要です。

⑤巣箱の置き方

書いていただいている内容は、大きくは影響を与えないものだと考えます。

見晴らしが良く、直射日光が当たらない、強い風が当たらない場所が良いです。じょんのびさんが書いておられるように、1か所ではなく、数百メートル以上離れた複数箇所に設置されたほうが、捕獲の確率が高くなります。

巣箱をたくさん用意する(できれば5こ以上)かつ、分蜂誘引剤かキンリョウヘンを用意される、分散した設置場所をたくさん確保される、この3つを3月末までにどれだけ準備できるかが肝になると思います！頑張ってください！

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管理人様

早速のご回答ありがとう御座いました。

重箱式の巣箱を作製して、トライしてみたいと思います。

Answer 5

質問の回答ではないですが、住まいが近かったので書きました。

私は匝瑳市在住で飼育歴６か月の初心者のヨタハッチです。

捕獲したわけではないですが現在２郡を飼育しています。

ご近所さんで情報交換できればいいかなと思っています。

仲間２人で始めたのですが、スムシ等いろいろ問題が沢山ありますが楽しく見守っています。

①～⑤の質問は先輩方の回答が正しいと思います。

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2群を飼育しておられのです。私はやっと待ち箱を置く所が決まり、その場所の草刈りを来週から始めようと思います。それが終わり次第、巣箱を設置しようと思います。色々、情報交換出来ればありがたいです。宜しくお願い致します。