ポチっとした実体顕微鏡が昨日届きました。
wild beeさんが使用されて居られる、倍率20x、40xでスマホを固定出来るタイプのものです。
雨が降る中巣箱を覗くと、徘徊蜂捕獲トラップに10匹もの蜂さんが掛かっていました。数日前にトラップを設置してから最も多い数の蜂さん達にドキッで、その娘達を検体に早速検査の真似事です。
雨で濡れた検体の水気をティッシュで取りながら観察すると、皆赤い舌を出してますのでアカリンダニとは違う異変を感じました。
舌を出した蜂さんです。立体的に見える所がこの顕微鏡の特徴かと感心しました。
上手く解剖出来ず、気管が確認出来なかったのも数体有りまして、不器用な私にとって多くの課題を感じた所です。
薄い黄色に見えるのが気管だと思われますが、褐変は見られず正常又は感染初期の状態かと思いました。
上手く検体の処理が出来なかったものですが、此方も褐変は見られなく正常に近い状態に見えます。
今日試した結果、画像の綺麗さや実体顕微鏡の使い易さを感じました。検体の処理については熟練を要しそうですが、慌てず急がず練習を積んで努力したいと思います。
尚、蜂さん達の死因としては、アカリンダニ感染以外に要因が有っての事と思われました。赤い舌を出している事と、今の時期から、農薬などの薬害としても良いかと思いました。