養蜂を始めたら、やってみたい事の一つ、蜜蝋クレヨンを作る事。色素にも気を使えば、誤って子どもが口にしてしまっても安心安全な玩具になります。夢中になって手に着いたクレヨンを口にしてもヒヤッとする事はなくなります。それが解っていても、現職の頃は、自分が作るなんて考えもしませんでしたが、今ならと、カフェへの応用も考慮して作ってみました。
重視したのは、野菜パウダー等の、口にしても安全な色材を使う事。
【材料と割合】①蜜蝋 10 ②オイル 6 ③野菜パウダー 5 ④タピオカストロー
※ 今回のオイルは安価にサラダ油を使用
※ 蜜蝋はクレヨン色によっては精製した無色の方が発色が良い
【作り方】①オイルと野菜パウダーを予め混ぜて馴染ませておく。
②タピオカストローを3分割し、底をセロテープで塞ぎ、型を作る。
③蜜蝋を湯煎して溶かし、①を混ぜ入れ、よく溶かす。
④底を塞いだストローを立て、クレヨン材を一気に流し入れる。
※ストローは両面テープでテーブルに留めておくとよい。
⑤冷めて固まったら、底テープを剥がし、抜き押せば完成。
※箸の頭等で押し出せば、スーッと抜ける。
※ラップで底を塞いでみたけど、漏れました(^_^;) セロテープがイイ♪
★手の熱でもベタついてきますので、紙を撒くと良い。フリーカットのラベルシールにプリントして、紙巻きたばこの要領で巻き止めました。
★画用紙への描き心地は、硬さが丁度良く、発色は優しい色合いです。発色を良くするには、野菜パウダーの割合を増やせばよいのかも知れませんね。
★白が課題です。コーンスターチでやってみたけど、透き通ってしまいます(-_-;)
★野菜以外に使用したモノ・・・天然色素 青・ハイビスカス・バタフライピー・ココア
※天然色素は食べても安心だけど、人工的で味気ない。。
★今回以外にも、抹茶や黄な粉等々、クレヨンになりそうな食材は数知れず。。
★野菜パウダーは、電子レンジで使いたい野菜を乾燥させ、ミルサーでパウダー状に挽けば出来ると思います。(パウダーの細かさに問題があるかも知れませんが未確認)
【初期目的のメッセージボードは失敗(^_^;)】
ブラックボードへの着色は、色が乗りませんでした。やはり、色粉が足りないのか、蜜蝋が多過ぎるのか(-ω-;)ウーン
仕方なく、いつも使っているオイルクレパスでメンテナンスしました(;´д`)トホホ
【蜜蝋野菜クレヨンのご提案】
蜜蝋野菜クレヨンは、描くのが勿論楽しいけど、この野菜はどんなクレヨンになるかなと色混ぜする過程が楽しいです。蜜蝋が溶ける時の火傷に気をつけながら、お子さんやお孫さんと一緒にクレヨンを作るのが尚楽しいと思います。
私が転職する前だったら、生活科や総合学習の時間を使って、子ども達と一緒にクレヨン作りをしてみたかったですね~°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°