生き物たちの森の杉の伐倒には失敗も多かったが称賛に値するものも多い。
2019年の春から森の整備に入った。私は手ノコギリしか持っていなかったので、師匠が助っ人に来てくださった。
当時の私はまったくの素人で師匠の作業を見ていても凄いと思ったけれど、どれ位凄いかは分からなかった。
最近では私も少し伐倒が分かってきたので、改めて見てみると、凄すぎる事が分かった。
下の画像、地上から4m位の処で折れている。
反対側から見るとこんな感じ。
どこから手を付けたら良いか分からない。
師匠が作業をしやすいように、また全貌が見えるように、私も梯子でのぼり、巻き付いている蔦などを除去した。
当時鼻歌が聴こえたかどうかは定かではないが、この立ち位置からすると、かなりリラックスしているように見える。
種明かしは、ロープワークだ。師匠は山登りの経験があり、この時は既に命綱を回しているので(上から吊るしている)安心して両手を離すことができている。
ここで伐採するのだが、チェンソーを使わず手ノコギリで伐採を進める。
伐採完了。師匠はまだ木の上におられる。
生き物たちの森の半分以上は師匠が創られたものだ!