ここ最近の日経記事の傾向としてミツバチに絡む養蜂・蜂蜜・関連商品が度々掲載されているが気のせいか…。かたい記事が多いので癒し的にほっこりした情報を載せているのでしょうか…。
御参考迄の投稿です。
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◆日経記事1 ハチミツの味を高める土づくり 養蜂で目指す循環型農業 10/8掲載 *長文
京都市で人気の観光スポットの一つ、三千院からほど近い山あいの地域。木立に囲まれた一角を訪ねると、小さな養蜂場が現れた。
地面に置かれていたのは、十数個の巣箱。養蜂場を運営しているORG(オルグ、京都市)の代表、木村純也さんが専用の道具で巣箱に煙を吹きかけた。ハチの動きを鈍くして、攻撃してこないようにするためだ。
ハチを刺激しないように注意しながら、木村さんは巣箱の中からゆっくりと巣板を取り出した。びっしりとハチが付いたその表面を金属製のヘラで削りとると、琥珀(こはく)色に輝くハチミツがしたたり落ちた。
採取したハチミツは、京都市内にある自社工場で製品に加工し、瓶詰めしている。ブランド名は「京百花」。京都の野山に咲く多様な花からとれたハチミツをイメージさせる商品名だ。市内のホテルの物販コーナーや自社のホームページなどで販売している。ふるさと納税の返礼品にもなっている。
*養蜂家の引退、減るミツバチ
オルグは設立が2019年。木村さんはもともと、肥料など農業資材の販売会社を経営していた。その一環として養蜂場からミツバチを仕入れ、受粉用のハチを必要とする農家に届ける仕事も手がけていた。
そのとき知ったのが、厳しい状況にある養蜂の実情だ。他の農業分野と同様、高齢の養蜂家の引退が進んでいた。技術がきちんと伝わらず、後継者が育っていなかった。その結果、ミツバチの数も減っていた。
そうした中で、あるとき知人の養蜂家から「木村さんも養蜂をやってみたら」と誘われた。唐突な提案ではあったが、木村さんが以前から考えていた農業のあるべき姿と養蜂を手がけることが結びついた。
*農業のあるべき姿
もともと農業資材の販売に際し、肥料などの使い方だけでなく、堆肥の投入による土づくりも農家に指導していた。いい土ができれば、植物がしっかりと土の中に根を張る。根から養分を吸って植物が健全に育ち、蜜ができる。その蜜に誘われて飛んできたミツバチが受粉を手伝い、元気に育つ。
そんなアイデアを温めた木村さんは、畑の土づくりのコンサルティングと養蜂の2つを事業の柱に掲げてオルグを立ち上げた。まず京都市内で土地を借り、40個の巣箱で養蜂をスタート。いまは巣箱を2倍の80個に増やし、市内を中心に5カ所で養蜂場を運営している。
*環境調和型の農業の実現
ここで一旦現在の農政の動向に目を転じてみよう。農林水産省は21年5月に政策指針「みどりの食料システム戦略」を決定した。生物多様性の確保や脱炭素を追求する国際潮流を背景に、環境調和型の農業の実現を目指す。
その中に盛り込んだのは、化学農薬と化学肥料の使用量を50年までに、それぞれ50%と30%減らすという目標だ。どちらも使わずに作物を育てる有機農業が耕地面積に占める割合を4分の1に増やす目標も掲げている。
環境への調和にはもちろん意義がある。農水省はその実現のため、ドローンや人工知能(AI)などスマート農業の活用を推奨する。ただそうした政策は、ともすると個々の技術のバラバラな追求に陥りがちになる。
これに対し、木村さんの発想がユニークなのは、農業を取り巻く環境の全体をつなげて考えている点にある。その結び目の一つにハチがいる。
例えば、堆肥を適切に投入して土の状態を改善すれば、作物が丈夫に育つ。それが農薬の使用量を減らすことにもつながり、ハチが健全に育つ環境を整える。そして栄養豊富なハチミツを食べることで、人も健康になる。
「健康な土と健康なハチ、健康な植物の3つが結びつく循環型の農業を目指している」。木村さんは事業の狙いについてそう話す。構造変革を迫られている日本の農業にとって、注目すべき考え方といえるだろう。
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◆日経記事2 工学院大学発、学生が採取したハチミツのハンドソープこの一品 保湿効果で手荒れ防ぐ
工学院大学は化粧品メーカーのコスメティック・バーリィ(東京・中央)と組み、ハチミツを活用したハンドソープ「KUTE Honey(キュート・ハニー)ハンドソープ」を開発した。頻繁な手洗いによる手荒れを防ぐために、ハチミツの保湿効果に着目。ハチミツは学内で学生が養蜂し採取した。
ポンプを押すと、甘い香りのきめ細かい泡が出てくる。しっとりと肌になじむ手触りを保ちつつ泡を簡単に洗い流せるように配合を工夫した。
大学公認の2つの学生プロジェクトが共同で考案した。養蜂は「みつばちプロジェクト」が手掛けた。東京都八王子市の八王子キャンパスの一角でセイヨウミツバチを飼育し、ハチミツを年に数回採取。養蜂着を身につけ毎週2時間ほど巣の点検などの世話をする。ミツバチが健康かどうかを確かめ、天敵のスズメバチがいれば追い払う。「夏場も汗水垂らしながら大事に育てている」と3年生の塩野時生さんは話す。
マーケティング施策を考えたのは「Science Create Project(サイエンス・クリエイト・プロジェクト)」。就学前児童や小学生らを対象にハンドソープを用いた科学実験をしているといい、子どもが楽しんで手を洗えるようにパッケージにはクマが手洗いをしている様子をあしらった。
価格は280グラムで900円。
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(普通の液体ソープに蜂蜜を入れて実験してみたい・・・)
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◆継箱巣箱のリフトジャッキ(自作)
単独で養蜂を楽しんでいるが、5~6段巣箱の継箱作業は年寄りにはきつく苦戦していて、これ迄にロープジャッキや横に継箱を置いて素早く継箱をセット等の試行錯誤作業をしているが、だるまジャッキのリフトの制作に取り掛かった。
基本は、手持ち材料や廃材料を使い、コストを掛けず軽量、コンパクト、短時間継箱作業を目指した。
下記写真は、アルミキャリーで数年前から使っておらずタイヤもボロボロで今後も使う機会もない為、このアルミキャリーをベースとした。
*製作前のアルミキャリー
*タイヤ、ボロボロ
*組み立て前の折り畳みリフト本体
*組み立て後のリフト全体像。
*ブロック5段を積んでジャッキアップ。
*電ドラ 1分未満で約20cmジャッキアップ。巣箱高さは15㎝なので20cmは十分。手動でもジャッキアップ可能で また、パンタジャッキでも応用できると思われる。(パンダジャッキが軽量になる)
*作業終了後は折り畳んで収納
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◆10/8、ラクビー桜ジャパン vs Ausutraliaの試合が福岡で開催され、めったにA代表の国際試合は見れないので奮発して試合を楽しみましたが、残念ながら21-22で負け試合。天気も良く残暑で暑いくらいでしたが久しぶりの行楽を楽しめました。
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北部九州の今日の朝方は肌寒いです。これから過ごしやすい秋を迎え季節(秋の味覚、秋の夜長)を楽しみながら、皆様 健康でお過ごし下さい。小生も老体に鞭打って菜園、養蜂に精出したいと思います。
それではまた…。