昨春の一群から始めた入門生の私はミツバチQ&Aの投稿内容から自身で手軽にできそうなことを取りいれてモノマネばかりをしています。なので目新しいことは全くありませんが今年は増えた群が一群でも多くオオスズメバチの驚異から逃れられるようわずかずつでも改良を加えながら取り組んでいます。
ABC=(A:当たり前のことを B:バカにせず C:ちゃんとやる)
(1)朝夕の点検(9~11月)励行
①少雨でも来襲するので大雨でない限りは欠かせません。
②飛来・来襲の時間帯は可能な限り目を光らせています。
今までの観察メモによれば06:00~09:00と16:00~18:00が特に注意を要する時間帯のようです。
③バドミントンラケットを持参し、巣箱付近で見かけたら打殺します。
(2)オトリ対策
先にバドミントンラケットで打殺した一頭を粘着シートに貼り付けて巣箱屋根の上に乗せます。ヘルプフェロモンを発するので救援に訪れたオオスズメバチの仲間が次々と貼り付きます。
↓オトリ一頭を取り付けた翌朝9:15、半日の成果
↓オトリを一頭を取り付けた前日夕刻の状態、右上はコガタスズメバチを試験的に貼り付け
(3)侵入対策
①巣門の高さを6~7㎜に加工します。
②巣門上部に空き缶を加工して作ったアルミ板を張り付け、オオスズメバチが巣門上部を齧って侵入しないようにします。
③巣門前ゲートの設置
入巣時間を少しでも短縮できるようにトリカルネット(目合7㎜)を一目づつ交互に切断しています。上部はオオスズメバチが貼り付いていないか見えれば良いので切断していません。
(4)籠城対策
万一オオスズメバチが貼り付いた場合は日本みつばち達が籠城して飢餓状態となるようです。そうならないように4面巣門化し、オオスズメバチがどれかの巣門に貼り付いても他の貼り付いていない面から出入りできるようにしています。
↓鉄製脚台を模した木製4面巣門脚台です。
(5)検討したが実施には至っていない対策
①(高圧発生回路+電撃柵+バッテリー+ソーラー充電)は昼間だけ通電するなど効果が高そうですがコストも高いので見送りました。
②スズメバチサラバは期待大ですが皆様方の使い勝手などの評価をうかがってからにします。