各地から分蜂の投稿が多く上がる中、我が家の蜂群はと言うと、雄蜂が多く誕生しているものの、分蜂の兆候らしき動きが感じられませんでしたので、アカリンダニ症罹患から病み上がり群等、少し心配な面がある群ばかりですので、分蜂時期が遅れるかも?と思っていましたが、自宅群が今日11:35頃発出しました。
さて何処へ行くのか遠巻きに眺めていると、巣箱の下に集まり出してしまい、20分後には巣箱の下で綺麗に団垂し落ち着きましたので、女王蜂も無事に合流していると判断しました。目の前の集合板を避けて何故こんな所に集まってしまったのか不思議でした。母親女王ですので交尾に関しては問題無いのですが、飛翔能力を失って無いかが少し心配です。
捕獲の作業がしにくい場所で、吸引器GM-2の出番となりました。
今回は初の試みでしたが、巣枠式巣箱へ直接取り込んでみた所、下桟の下に集まってしまいスムーズに昇って行かず、巣箱内に誘導するのに手間取ってしまいました。重箱の場合でしたら網に留まる事は保々無く、素直にスノコ下まで登って集まるのですが、巣枠式の場合は違いますね。巣枠式巣箱を待受にする場合、下桟を外す理由を今回体感する事が出来ました。
多少の取りこぼしは有りますが、保々満遍なく捕獲出来たものと思っていたのですが、何故かザワザワが続き中々落ち着こうとしませんでした。
昼食を取りながら原因を考えていたのですが、巣枠式の巣箱を嫌っているか、女王蜂不在の何方かが、ザワツキの原因の様に強く思いましたので、何方にせよ、このまま捕獲してもこの群が逃去するのは確実との判断から、13:00捕獲した群を解放しました。
すると一目散に本巣に戻って行き、20分後には全員が発出した巣箱に戻り平穏を取り戻しました。
かなり大きなエネルギーを無駄に消費させてしまい、反省と申し訳無い思いで一杯ですが、この失敗を糧に、次回は重箱に優しく取り込んであげるから!と約束しましたので、数日の間に再び分蜂してくれる事を祈ります。