投稿日:2023/9/12 16:05, 閲覧 343
現在6群いる内の最弱群(三女分蜂群)ですが、あからさまにモンスズメバチのターゲットになっています。 観に行けば必ずと言っていいほど、モンちゃんが訪れています。
一昨日近づくと、羽音はしているのに巣箱周りに姿はなく、巣箱内(台座内)に入ってしまっているのを確認しました。 〔小さい個体は横巣門から入れてしまいます。〕 … 扉を開けて中を観察すると、ちびっ娘達のユニークな対応を見ることができました。
ちびっ娘達は奥のコーナーに蜂柱を形成していました。 塊を造ること自体は、ちびっ娘が単独で捕獲されるのを防ぐのに有効で、もし1匹が捕獲されても 素早く蜂球で包み込めます。
でも それだけではありませんでした。 … 柱の下の部分は 通常静止していますが、写真の黄色矢印の部分を足場にして 柱の蜂にちょっかいを出す時や台座内を周回して近づくと、ちびっ娘柱は 上部の固定部分を除いて 捻じれて対抗します。 一度捻じれると反転し、それを繰り返します。 それによって何が起こるかと言うと、モンちゃんが柱に手を出すと、はじかれ続けることになります。
蜂柱の下端はぷっくり膨らんでいて、台座の中(20cmほど)に伸びています。 中に入ったモンちゃんは 台座内の上部の内周を飛び回って、ちびっ娘を襲うというより 出口を探して近づくので、それに対抗します。 また 蜂柱が回転するのは 主にこの先端部分の蜂達が、シンクロして羽ばたくことで行っていることがわかりました。 捻じれると限界点で止まり、向きを変えれば 反動も手伝って楽に逆回転します。
ちびっ娘達は 最弱群とは言え、巣箱内でもいろいろと工夫して、特に仲間同士で連係して対応していることに、改めて感心しました 。◠‿◠。♥
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
おっとりさん、コメントありがとうございます。
今回観察できたのは、観察フィルム越しではなく、巣門扉を外して直接観たものです。
勿論、巣門扉枠以外は観察窓付き仕様の巣箱枠にしていますが、理由は 初心では巣箱内の様子を察することができないため、それができるようになるまでは ちびっ娘達には申し訳ないのですが、覗き窓を付けさせてもらっています。
でも、観察窓があれば とんでもない誤った措置をしなくて済んでいると思っています。
2023/9/12 19:00
捻じれチェインでぶん殴る作戦ですか!?
よくそこまで観察できますね。
観察フィルムがあったと記憶していますのでその分ですね(凄い)。
丸洞でも最初から観察窓をフィルムやガラスで作って扉をしておけば同じだと再確認しました。
継のラオス式には取り入れたいと思います。
底だけ見えれば良いので小さな観察窓です。
日誌のUPをありがとうございます。
2023/9/12 17:29
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...