投稿日:3/26 17:07
傍らに和蜂の営巣群が居なくなってしまった現状では、何を考えても “机上の計画”ですが、待ち箱に入居や嫁入り群を譲り受けられたら、『巣落ち防止棒は後挿しする』という方針を決めました。
まず これまでに "巣落ち防止”に関して学んだこと、及びやってきたことは 以下の通りです。
【巣落ち防止棒の要否】 過酷化している夏場の猛暑を考えると、「必要」です。 「棒」を使わない方法では、『間仕切り簀の子』が 唯一の対策と考えます。 またこの対策は 巣落ちを防ぐこと以外に、「いつでもどの段でも 切り離して巣やスムシの状況を目視確認できる」という 比類なき性能を持っています。 … 私の場合は、試行経験しかありませんが、将来多数のフラット型簀の子を製作するために 重~い腰が上がれば、採用となるかもしれません。
【巣落ち防止棒の入れ方】 棒を入れるにしても、ちびっ娘達に与えるストレス(煩わしさ)を極力減らすため、以下のことで 使用する棒の数を抑制してきました。
*1段目には棒を挿さない : 巣落ち防止棒は煩わしいだけなので、気持ち良く巣板を(内壁に平行に)造り始められるように。
*巣板に平行な棒は挿さない : 巣板に直角な棒のすぐ下に挿せば 重さを支える助けになるも、やはり邪魔なため。
【棒の材質】 当初は廃材利用で「被覆番線(Φ5)」のみ使用し、端部に断熱材を被せたりしましたが、その後 「竹ひご」に変更してみました。 ➡ これまでの観察では 金属と竹に対する好みの差は確認できていません。
過去に 蜂数減少から復活した群の写真が以下です。
共に左の写真では ちびっ娘達は棒を嫌って造巣を避けているように見えますが、両方とも冬場にもっと蜂数が多かった時に 巣板下に蜂球を造って温め合うために、造巣した後にスペース確保のため齧り落したものです。 ⇒ 復活して蜂数が増えてくると、共に新しい巣脾が棒を巻き込んでいるので、材質の違いによる好き嫌いはあまり関係ないと認識しています。
【【 最終構想案 : 巣落ち防止棒後挿ししてストレスフリー! 】】 … 今はまだ“絵に描いた餅”でしかありませんが、いろいろ考えを巡らせた結果、『巣板が貯蜜に使われ始めた段階で 初夏の猛暑時に棒を後挿しする』 という結論に至りました。 … これにより ちびっ娘達へのストレス(煩わしさ)を最小限にでき、1段目にも棒が挿せる というメリットが得られます (*^^)v
現在、机上の空論と認識しながら、あれやこれや 後挿しのスペックやプロセジャーを練り上げています!
ハニービー2さん、興味深い事例のご提供、ありがとうございます。
私は 去年お試し後挿しをやってみました。 Φ3mmの竹串を手前側の巣箱壁に開けたΦ3.5mmの下穴から ぐりぐりと挿入しました。 反対側の壁は観察窓の透明板で、竹串の先端が突き当たったところに穴を開けて装着しました。 ⇒ 突き当て部は頼りなかったのですが、採蜜するまで巣落ちすることなく、棒のたわみや突き当て部が外れることもありませんでした。 ・・・ これまで1段目は棒無し、2段目は竹串の平行2本挿しで、巣落ちは起きていません。
この方法は、突き当て側に観察窓があることが条件になるのと、突き当て部が心もとないので、"没”として、別の方法を考えています。 使うのは「Φ3mmの竹串」で、初夏の真夏日の午後限定で 貯蜜域に使われ始めた段に、1本ないし2本平行で後挿しするつもりです。 尚、突き当て部には穴は開けずに 接着剤固定もしない予定です。 ・・・ まずは入居が叶ったら、構想に沿った準備をボチボチ始めます。 どうなることやら … です。
また、将来的には、「巣落ち防止棒の後挿し」と「間仕切り簀の子」の組み合わせもトライ・検証してみたいです。 あくまでも ちびっ娘達のためです。
3/27 07:15
Michael(ミカエル)さん、とても貴重な情報をお寄せくださり、ありがとうございます。
私の経験の中では、巣落ち防止棒は、5mm径の被覆番線と 3mmの竹串(竹ひご)、そして7mm弱の竹串(菜箸) の3種のみです。 ちびっ娘達の好き嫌いはまだよくわかっていませんが、余り大きな差はないと思っています。
ちびっ娘達にとって間違いなくよろしくない棒は、Michaelさんが最初に譲り受けられた巣箱に入っていたような『ぶっとい棒』だと認識しています。 太さが1cmを超えると ちびっ娘の体長ニアリーになって、たとえ丸棒でも 棒の側面を壁と誤認(→巣箱内の空間誤認)しやすくなり、結果 奇形巣を造らせてしまうことになってしまうリスクが増してしまいます。 恐らくですが、1段目の巣箱枠に 12mm以上の角棒を 均等割りの位置に 井桁で組み込み、巨大群が入居して巣造りを始めると、かなりの確率で菱形形状の奇形巣が造られるのでは? と想像します。
ちびっ娘達が巣落ち防止棒を煩わしく思うのは、何と言っても1段目だと信じていますので、1段目には挿していません。 後挿しはしなくても、1段目に棒を入れず 2段目の巣箱枠の上方に棒を挿して入れてあげれば、 巣落ちを抑える効果があると考えます。
余談ですが、今朝6:40頃 頭上で“ごーごー”という音! 案の定 『低空飛行のバルーン』でした。
左側が家の上空通過時、少し通り過ぎたところでかなり降下した状態が右です。 この後急上昇して去りました。 ・・・ 低空飛行したのは 私へのサービスだったのかもしれませんが、またしても「迷惑を掛けているという認識を持たない やかましいバルーンさん」でした "(-""-)"
3/27 09:59
onigawaraさん、ご助言ありがとうございます。
私は まだまだ経験も浅く、棒についても試行錯誤中です。 手持ちの不使用の5mm番線で作った棒を当初から使っていて、別種の棒も試したいため、3mm竹製の棒の試用を始めていました。いろいろ知見を広めるためです。 今回(今後)は 棒の後挿しをトライする上で、巣板に与えるダメージを少なくするためと、竹製のメリットも期待できそうなので、「3mm径の竹串」を使うことを考えている という次第です。 〔「3mm径の番線」でもいいのですが、手持ちの資材は無く、新品を購入すれば 化石燃料由来のCO2を増やし、結果的にちびっ娘達を苦しめてしまうため、この選択肢は私にはありません。〕
3/28 07:16
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
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埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハニービー2
茨城県
養蜂7年目になりますが、まだ新人です。
ハニーエイトマンさん
私も「後刺し」やってみましたが、難しくて巣落ち防止の効果がでませんでした。
背景:巣落ち防止棒無しで夏に5段まで成長、巣落ち発生。
仕方なく、後刺し実施。φ3mm竹串、両側面に3.5mm穴あけ、竹串をクリクリ回しながら巣板を貫通、反対側の穴に入らない!!、串の先端が少し板に食い込んだ時点で作業を終えざるをえない。
その後の飼育で、逃去か消滅(覚えていない)。巣箱分解時に、竹串ごと巣落ちしていた。
(教訓:竹串は両端を接着剤固定しないと、曲がって落ちる)
反対側の穴に通すのは至難の業、棒は曲がらない強度が必要、などの工夫が必要と感じたしだいです。それで後刺しは諦めて、今年は、竹串十字上下センターで両端接着剤固定を採用しています。
3/26 19:11
こんばんはー
蜂愛溢れた日誌ですね
みつばちの事を考えればやはり後から入れた方が良いのでしょうね…
私は色々要らない事をやってしまうので、柔らかい巢板に後から入れるのは難しそうに感じます
私の地域の蜂は鈍感なの?
最初に入居した巨大な巣箱には太〜い角棒が入ったモノでした↓
多分このサイトの方がご覧になったら驚かれるような太い角棒が入って居ました^^;
その後7㎜の丸棒も作ってみました↓
↑ワイヤーもあります
やはり私の地域は太い角棒でも丸棒でも、ワイヤーでも、あまり差が無く?入居をしているように思います
地域によっては巣落ち棒が入っていると入居率が悪いと言われる方もいるのに…
やはり巣落棒はみつばちにとってストレスになるのでしょうか…
巢枠ってみつばちにとってどうなんでしょう…
今の所巣落ちしたのは養蜂初年度の時だけなのですが、私は個人的には7ミリの丸棒が好きです
このまま何もわからず、また今年も色々な巣落ち棒の待箱を準備してしまいましたf^_^;
3/26 23:12
ハニーエイトマンさん
こんばんはー
5〜7㍉に大きな違いがないかもとの事安心しました(^.^)
そう言えばいつも巣落ち防止棒の事テキトーにしておりました(ー ー;)
あの初期の巨大な箱の角棒には私も笑ってしまいました
1番最初に養蜂を教えて頂いた方の箱を頂いたのですが、あの巨大な箱には要らない苦労しました
>1段目の巣箱枠に 12mm以上の角棒を 均等割りの位置に 井桁で組み込み、巨大群が入居して巣造りを始めると、かなりの確率で菱形形状の奇形巣が造られる
なるほど12㍉以上はそんなリスクが生じるのですね
あの時まだ初心者でそんな事を観察する余裕が有りませんでした
バルーン…凄く近いですね!
乗っている人が確認出来そうな近さです
確かにあの轟音は近くだと騒音になるかも知れませんが、綺麗なバルーンが空を飛ぶ光景は結構好きです
ただこんな大阪では絶対に見る事が出来ない光景なので、私には少し羨ましいです
私の家で聞こえる轟音は飛行機のエンジン音と自衛隊機のヘリの音?アレは煩い?
でも無ければ困るので我慢していますw
そうそう今年の異変は…今まで一度もプラムの花へ訪花した事がないのに、今年は沢山みつばちが訪花しています
沢山訪花している姿を見て、怖くなりました(ーー;)
この異変に今年も異常気象の兆しを感じ、どうしたものか…もしかすると今後日本みつばちの養蜂が出来なくなる未来がそこまで来ているのかもしれません
3/27 19:01
onigawara
福岡県
日本ミツバチは森林組合の友人から2012年巣蜜をいただいたのと山荘の薪小屋に日本ミツバチがたくさん来ていたので何か自分でも知らないうちにやっていました。宜しくお...
ハニーエイトマンさん ( ゜▽゜)/コンバンハ 1回削除しましたが、どうして番線の巣落ち防止棒を使わないのか自分は不思議でなりませんね。言えば言うほど違う形を自分でと思いそうですが、管理人さんのショップの巣箱が原点と思いますね。70~90群飼育していると思いますよ。0群になってからですからね。小山さんの力と思いますね。出来たら迷うことなく番線に変更できる力を(精神面)身に着けると良いと思いましたね。竹とか木の巣落ち防止棒はカビも多いですからね。どうして何方(どなた)でも、変えないのかなといつも思いますね。押し売りでは無いですね。好い物は好いのですね。
3/27 19:19
onigawara
福岡県
日本ミツバチは森林組合の友人から2012年巣蜜をいただいたのと山荘の薪小屋に日本ミツバチがたくさん来ていたので何か自分でも知らないうちにやっていました。宜しくお...
ハニーエイトマンさん ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます。了解ですね。オゾンホールを破壊しているフロンガスが、20年前(20年かかってオゾンホールに到達)のものという事を知らないと言う事と同じ感じですね。ビールとかも飲まないとCO2は減るのですが、番線は1回使用すれば一生ものですからね。車も乗らないと良いですね。人間が居なくならないと出来ない問題ですね。国会議員が知らないといけないのですが、知っていて国会で議論しても何もなりませんね。直ぐに反対側を支援する人たちが居ますからね。此処で言う問題では無いですので、この辺で後は、日本ミツバチの飼育は、人間が考えて居るのとは、違いますからね。構い過ぎて失敗している人が多いですね。お疲れ様でした。
3/28 08:46
Michael
大阪府
Michael(ミカエル) スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地...
Michael
大阪府
Michael(ミカエル) スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地...