巣碑枠の水洗いをした庭先養蜂

巣門を眺めていると幼い時に見ていたアリの群れを思い出す。

頭にドングリの実がコツっと落ちる、心地よい風が首筋を抜ける。

そろそろ秋祭りが来る、母の命日と重なるかもしれん、その時は静かに母を思う日にしよう。

傍らのボーダージュニアが「ワン」と吠えた、見透かしたように心強い声を出したのか、時々意味も無く吠える。

「子は母の醜きことを嫌わず、犬は家貧しきことを嫌わず」

またコツっとドングリが当たった、未だそんな時期でも無く、アラカシの下でも無い。

スズメバチが来た、身を挺して守ったのに、背後から蜜蜂に刺された記憶がある、こ奴らは吾輩を親とは思ってもおらず飼蜂でも無いのだろう。

オオスズメバチの巣を神社の境内付近で見つけた、責任者にその場所の地図を渡したが、きっと祭り担当等が処分したかも知れない、余計な事をしたと後悔しても遅い。

西洋ミツバチの巣碑が12枠余って来て、残った既蓋を全部削りシャワーで水洗いしたら面白いように吹き出してくる、幼虫の死骸とか残った蜜も全部出たと思うほどに。

輪転機で水分を飛ばし陰干しする、乾いた頃に次亜塩素酸水を噴霧して消毒も完了。（何度陰干しすんだ）

この次亜塩素酸水は50ppmとした。

根拠は中村純氏がそれ位と言っただけでどうも怪しい、佐々木謙ちゃんの方が庶民に親切だなぁｗ

50と100ppmなどそれ程違わないが水洗いした水分が少しは残ってると考えて60ppmかｗ（10,000ppm = 1%）

食器用とか洗濯用とかの漂白剤に入ってるのか、もっと濃度が高いかも知れない、ここは拘りが必要な部分だな！ｗ

巣門を眺めていると、あれもこれもしてやりたい感情に負けそうになる、最低限の事だけで良いのに。

「阪神タイガース優勝記念蜜」明日採蜜してやる。