私は、ある試みを通して、ハチミツの中に、第３類医薬品として、販売されているハチミツがある事を知りました(@￣□￣@;)！！
ハチミツが中国の生薬として、昔から治療に使われて来た事は聞いた事が在りますが、現代も医薬品として売られて居るとは！ しかも、日本では、１００年以上前から医薬品と認定されていたなんて。。。改めて、今回の試みは間違いないと確信しました。
それは、父に毎日蜂蜜を摂らせたいと、医師に願い出る試みでした。
切っ掛けは、ジャラハニーという、西オーストラリアにしかないジャラの木の蜂蜜が、マヌカに匹敵する、又は、それ以上の抗菌力を持つという情報を得た事です。先日行った杉養蜂園さんに売って居たので、チョッと調べたんです。ジャラ蜜に端を発し、抗菌作用がどれ程のモノなのか調べると、マヌカもジャラもニュージーランドやオーストラリアでは医療用に使われている事がハッキリしました。
そこから、日本では、という流れで辿って行くと、日本でも医薬品として薬屋で売られていると解ったのです。
日本では、栄養剤・皮膚保護剤という用途が主なようです。しかし、薬としての蜂蜜には、栄養剤となっていますが、このまま単体で食べる蜂蜜ではありませんと書かれていました。それでは、私の試みは、半減してしまう。
実際、医療現場や介護現場で使われているのか？(・・? 調査してみると、使われていました～(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
唾液も少なくなり、口腔ケアの為に、口の中に塗り、乾燥を防ぐ効果や、その甘い味が、好まれて、患者さんが、快く口を開けてくれてケアがスムーズに進む効果。中には、縟瘡に湿布して、広範囲の皮膚のダメージを潤しながら治す効果も報告されていました。
ハチミツの抗菌作用から、舌苔の細菌を減らして、口臭を防ぐ効果もあるようです。
父の為の用途としては、栄養補給も加えたかったのですが、医療用ハチミツを食材に加えて補給する為のハチミツらしいのです。。
父はもう、経口摂取が出来ません。鼻からのチューブに頼るしか、栄養補給が出来ないのです。２か月前の頃の計画では、嚥下のリハビリも在ったのですが、誤嚥性肺炎の状態がとても悪かったので、全て誤嚥に繋がってしまい、それも中止となってしまいました。
今現在、一日の摂取カロリーは、４００ｋカロリーの経鼻経管栄養のみなのです。しかも肺炎を何度もぶり返し、解熱にカロリーを取られてしまう。その都度の抗生剤は、その内効きが悪くなりますよと、救急病院の医師には言われていました。最近、発熱の間隔が空かなくなってきてるのです。どうにか、食べない飲まない栄養摂取が出来ないかと思案した結果、舌の上に、蜂蜜を塗ってあげる事を思い付いたのです。
抗菌作用の強いハチミツなら、じわじわ喉を通って、炎症にも効くのではないか。呑み込まない程度、誤嚥しない程度の緩やかな唾液の流れで、ハチミツが流れて行くだけでも、やらないよりは良いのではないかと、考えて調べ始めたのです。
どうにか、医師に認めて貰う為に、ハチミツのメリットを虱潰しに調べました。
①抗菌作用で、口腔内の衛生状態を良好に保つ。
②吸収が早いので、体内で素早くエネルギーに変わる。
③粘膜の傷みを修復する。口内炎・喉の腫れ・胃炎等
④ビタミン類・カルシウム・カリウム・ポリフェノール等々栄養成分１５０種類以上が含まれる総合栄養食品。
⑤高い保湿力を持つので、口呼吸等で口腔内が乾燥しやすい患者に塗布し、潤いを保つ。
⑥甘い味が楽しめて、治療と言えども喜びが得られる。
これだけの効果が並べられれば、医師を説得するに足りるだろうと思いました。
ハチミツは、家族が準備しなくてはならないだろうから、どのハチミツにしようか、それも検討しました。
やはり、医療用ハチミツでは、高い抗菌力は得られなそう。。栄養補給としての目的も、チョッと疑問。弱いかも。。。
色々思案して、それらを網羅するのは、マヌカ蜜かジャラ蜜だという結論に達しました。しかし、ジャラ蜜は、希少過ぎて、殺菌力も強過ぎて、未だ早過ぎる。その点、マヌカ蜜は、日本にも浸透し、選び放題です。ニュージーランド政府公認マークが入った蜜も良いとは思いましたが、岡山の養蜂場の研究センターの製法を見て、ニュージーランドと日本のダブルチェックの安全性を重視しました。
しかも、抗菌力が強過ぎない初心者向けの蜂蜜も在ります。
抗菌力の指標になる単位が、ニュージーランド製と日本製では、違いました。その理由も解りました。日本は、抗菌力のエビデンスの示し易い、抗菌成分メチルグリオキサールの含有量を表す単位ＭＧを使って居ます。ニュージーランドのＵＭＦという単位は知っていましたので、どの程度の抗菌作用なのかが、これでやっと解りました。
ニュージーランドのマヌカでは、ＵＭＦ１５+以上のハチミツは、抗菌作用が強いので、常食すると、抗生剤が効かなくなるから、薬として食べるようにと心得ています。この相対表で言うと、ＭＧ５００+以上は、常食するハチミツではないという事ですね。
私は、重篤な父の症状から考えて、普通の蜂蜜に近い、弱い抗菌作用からと、ＭＧ５０＋から試してみるのが良いと思いました。（この指標にも載ってないほど、やんわりです）
少し慣れて来たら、次は、１００+という風に、レベルを上げて行けばよいと思います。
それと共に、抗菌作用の強いハチミツと言ったら、日本ミツバチの蜂蜜も欠かせないと思って居ますので、私は、カラスザンショウの蜜の入ったハチミツを選びました。カラスザンショウには、アルカロイドという毒性のある成分が含まれていますが、作用は穏和で、毒性があっても比較的安全であるので、脳に効いて心を静め、体内の血液循環系を整える薬として使われるそうです。カラスザンショウ蜜がピリッと感じる時が在るのは、それだけ脳や血管に効きそうな気がするのです。
先週の土曜日の面会の時、気合を入れて、医師を探しましたが不在。看護師長さんが話を聞いてくれました。すると、開口一番「大丈夫だと思いますよ～(^^♪ 主治医の患者さんで、依然同じように蜂蜜を舐めさせてあげたいと願い出たご家族様が居ましたから～。来週の診察の際に、私からお伝えしますよ。」と快諾？してくれたんです！！！
あまりにもすんなりオッケーが出そうなので、拍子抜け？したくらいです。
さて、今日の面会で、その結果を教えて貰いました。主治医も快諾で許可を出してくれました～～ヾ(o´∀｀o)ﾉﾜｧｰｨ♪
私は、明日から早速、マヌカハニーを舌に塗ってあげられると喜びました。１日１回でも、甘い味を楽しみながら、じわじわ～っと喉から栄養が下がっていくだけでも、補助栄養の足しになるだろうな。少しでも呼吸が楽になったり、吸引の回数が減ったりすれば、それだけ体力消耗が防げる。
が、看護師さんは、その事で相談が在ると、仰って、、、ドキッ(*_*;
「ご家族様が、面会の時に蜂蜜を塗るのは勿論オッケーですが、それだけを考えていますか？食事時間の嚥下のリハビリが出来ない今、その代わりに、看護師も口腔内に塗ってあげる事も出来ますよ。その方が効果が在るのではないかと思いますけど。。。但し、ハチミツと塗る為のスポンジスティックは、御家族さまで準備して頂きますよ。」
「本当ですか？！それは願ったりかなったりです。１日１回よりも、朝昼晩と摂取できれば、一層の効果が期待できますから。とても有難いです°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°」
思いがけない、大感謝です｡ﾟ(ﾟஇωஇﾟ)ﾟ／
私達家族の試みとしてだけでなく、介護型病床の治療の一環としての試みを引き受けて下さったのです。
もう自力で指を動かす力も無い状況で、劇的な回復を望むものではありませんが、ハチミツが命を繋いでくれるかも知れないのです。
こんな嬉しい事は在りません～(ღ˘⌣˘ღ) いつものように、一か八かの試みですが、兎に角我武者羅に一生懸命看病すれば、一生懸命支えてくれる方々が現れる。まだ、転院して２週間ですが、この病院を選んで、本当に良かったです～｡◠‿◠｡♥
諦めなければ、諦めない方向にサポートして下さる人々が現れる。これも一つのミラクルですね～୧(˃◡˂)୨୧(˃◡˂)୨
※抗菌作用の強いマヌカハニーは、私個人的には、素人が摂取するのは危険かなと思って買いません。抗生剤が効かなくなったら困るからですし、とても高価ですから～(^^♪
それもあって、蜜源植物としても、マヌカの木は育てないようにしています。。。怖がり過ぎかしら～(;^ω^)
