投稿日:4/16 14:08, 閲覧 293
恒例の冬眠から覚醒して,久々の投稿です.年度末は雑用に追われてサイトの閲覧からもご無沙汰していました.
昨日,artemisさんの投稿がありましたが,書きかけのまま放置してあった原稿に手を加えて投稿します.
先日,冬用タイヤ交換で車をガソリンスタンドへ持って行き,作業が完了するまでの間カメラを持って近くを散歩しました.カラスノエンドウがあちこちに生えており,一個所では何頭かのニホンミツバチが吸蜜に訪れていました.
カラスのエンドウは花蜜も出すようですが,花の構造からミツバチでは吸蜜できず,訪れるのは専ら花外蜜腺です.花外蜜腺は葉の付け根にある拓葉の裏側にあります.
ヒゲナガハナバチの仲間は長い口吻を持つので調節花から吸蜜できます.下の画像は,カラスノエンドウの花から吸蜜するニッポンヒゲナガハナバチのオスバチ.
参考:ニッポンヒゲナガハナバチのメスバチ.長い口吻を持っているのがよく分かります.
カラスノエンドウの仲間には,小さな花が咲くスズメノエンドウとカスマグサがありますが,いずれも花外蜜腺はありません.
白っぽい小さな花を数輪づつ付けるスズメノエンドウ
薄ピンクの花を2輪付けるカスマグサ.大きさがカラスノエンドウとスズメノエンドウの中間くらいなので,”カ”と”ス”の間=カスマグサ”という名前が付けられました.
※ 投稿画像を撮影した日には何頭ものニホンミツバチが訪花していましたが,後日再訪すると付近も含めて全く姿は見られませんでした.
都市のスズメバチ
愛知県
ハチ大好き人間です.ハチなら何でも興味がありますが,主にスズメバチの調査をしています.
ハッチ@宮崎さん こんばんは.コメントありがとうございます.
当地でもカラスノエンドウは至る所に生えていますが,セイヨウイツバチも含めて訪花を見る機会は大変少ないです.
スズメノエンドウは花外蜜腺が無く,また花も大変小さいですから,昆虫の訪花は全く期待できないと思います.
4/16 19:19
ロックさん おはようございます.
スズメノエンドウの訪花写真拝見しました.こんな小さな花にも訪花することがあるのですネ.珍しい写真をありがとうございます.
花外蜜腺はなくても,逆に花が小さいので直接吸蜜ができるようです.また楽しみが増えました.注意して見て回りたいと思います.
4/19 06:12
都市のスズメバチ
愛知県
ハチ大好き人間です.ハチなら何でも興味がありますが,主にスズメバチの調査をしています.
都市のスズメバチ
愛知県
ハチ大好き人間です.ハチなら何でも興味がありますが,主にスズメバチの調査をしています.
都市のスズメバチさん、こんにちは!
花外蜜腺からの吸蜜写真、ナイスショットです。
カラスノエンドウ花外蜜腺に群がる蜜蜂の報告をみて、今日もスズメノエンドウを観察したのですが、カラスノエンドウを含めて当地では吸蜜に訪れる蜜蜂は居ませんでした。
長い冬眠からの覚醒お待ちしていました。溜まりに貯まった沢山の投稿にも目を通してくださいませ。
4/16 17:55
都市のスズメバチさん、
スズメノエンドウには花外蜜腺無いのですね。カラスノエンドウの小型版みたいの見た目でしたので期待してしまいました。
てんとう虫は沢山居ました(笑)
4/16 19:23
ロックさん、都市のスズメバチさん、おはようございます!!
地域によって花蜜分泌の有無や他の蜜源との同時期開花などで訪れたり来なかったり、観察が楽しみになります。
4/19 06:22
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...