南房総は春が定まりません。早春は超早く、百花は不安定。。。で、今ツツジが満開です。(遅)
昨日、父の寄贈品の関係で、母校であり元勤務校である学校へ行ったら、何やら、オオムラサキツツジの花壇が騒がしく、近寄ってみました。 腹が黒の縞々だけど、チョッと小さ過ぎ?飛び方もチョッと日本ミツバチと違うような気がして、写真を撮って、アップにしてみたら、ヒゲナガさんです!!!でも、分蜂してきたの?と思わんばかりの大騒ぎ。何をしているのだろう??しかも、蜂球は見当たらないのに、ブンブン飛び回っていますし、飛ぶ位置が低空飛行です。初めて見る光景です。
後から調べてみたら、シロスジヒゲナガハナバチでした。写っているのは、ヒゲの超長いタイプ。雄蜂ばかりです(・・? 更に調べると、ヒゲナガハナバチのこの行動は、雄蜂達が、地面の穴から這い出して来る雌蜂を待っているのだそうです。つまり、交尾を待つ雄蜂達が、地面スレスレを飛び回りながら、いち早くゲットしようとしていたのです。そんな大事なイベント中だとは知らず、学校のロータリーで、蜂がブンブン飛び回っていたら、子ども達にとって危険なので、帰り際に、校長先生に知らせておいたのです。
「ミツバチよりも小型の蜂が飛んで居るので、子ども達が近づかないように、注意してください。その内、治まるはずですから。」と話し帰宅。PC画面を確認して、やっとヒゲナガの中でも、シロスジヒゲナガハナバチという種類だと判明。交尾行動もその際に理解したので、これは貴重な瞬間だったと、午後の用事が済んだ4時頃、様子を見に行ってみました。
蜂はもう殆ど飛んで居ません。ホンの数匹。
ネットで読んだ通り、地面をよく見ると、無数の穴が開いていました。
それにしても、おかしいです。危険だと解ったら、先ずは、ロープを張るはずなのに、何もしてない。そして、蜂は殆ど居ない。ブロックの上に、数匹、ヒゲナガさんが落ちていました。。。
(;유∀유;)もしかしたら、子ども達に危険だからと、殺虫剤で追い払われたのか?!
それは、可哀想な事をしてしまいました。でも、知らずにあの騒ぎに興味を持った子供が近づいて、万が一、雌に刺されたら。。。究極の選択です。。残酷な選択です。。。(;_:)
雌は、無事に交尾を終えて、この地を旅だったのでしょうか。本来は、これほど激しいイベントになるのだというYoutube動画を見つけたので、勝手にリンクです。
チョッと、罪の意識と危機管理との葛藤に揺れながら、今日は、母の施設で、明るいツツジのドラマに会いました。
介護施設には、桜並木もあり、花壇は花に溢れていましたが、和洋どちらの蜜蜂にも、今年は逢えずにいました。おかしい!自然群もダニや農薬で、減ってしまったのか??と、心配していたのですが、今日は、羽音も騒がしい程、ツツジの花壇が蜂で賑わって居ました。
特に、日本ミツバチが沢山訪花していました。良かったぁ~(^_^)v 訪花の順位で、桜や菜花は選ばれてなかっただけなのね~(^^♪ ツツジは、本当に大人気です。鴨川の奥地にも、日本ミツバチが健在で、ホッとしました。
和洋のミツバチさんの仕事ぶりを微笑ましく追っかけていると、突然、ブブブ・・と重低音の羽音が聞こえてきました。トラマルハナバチさんが、大きな体を揺すりながら、暴れん坊に訪花していました。小さい蜜蜂さん達は、蹴散らかされていました(*_*;
トラマルハナバチさんは、名前の通り、トラ模様の毛がモフモフで、愛嬌がありますね~(((o(*゚▽゚*)o)))
ツツジには、色々なタイプの蜂達が訪花し、それぞれ異なる生体で暮らしているのですね。一堂に会したツツジの花壇では、各々がドラマチックに暮らしているのが、よく解ります~((•̤ᗜ•̤ॢ)✲*。ワァ〜♥︎