投稿日:9時間前
今年は何だかんだと不測の事態があって、飼育作業が進みません。
家主さんからのヘルプコールにも、対応できるのは後手後手です。
庭先1号群:3段で越冬した弱勢群でしたが、家主さん曰く、3回は春分蜂したようです。その群がパンパン状態なので、継箱をお願いされました。
巣門枠の入り口付近まで巣板とちびっ娘達が増群増巣していて、巣板を2枚壊しつつ3段継箱しました。画像を撮る余裕もなく、汗だくで作業しました。
2号群:昨年夏分蜂して西洋蜜蜂の盗蜜もあった苦労群です。
雄蓋も落ちておらず、春分蜂をしていません。流石に心配なので内検して見ました。
何とか頑張っているようなので、もうしばらく様子見します。
近くの飼育場所:昨年11月に2群を消滅群の代わりに移設した場所です。2群とも跡取り女王蜂が交尾を失敗した群です。
手前側と奥側が移設群です。春分蜂後で調子の悪いのは奥側です。
1号群をリフトで持ち上げて内検すると、無王群の様に感じました。子育てしている気配がありません。
春分蜂後の王台や古い巣板を除去していません。こうした群は防御が不十分で、最上段にスムシが侵食しているはずです。
天板スノコを取り除くと、巣板内にスムシが侵食して巣板はボロボロです。
2段目も侵食していました。結局、3段カットする事になりました。給餌しておき終活の様子見で、家主さんもため息をついていましたね・・・。
作業中にでっかいオオスズメバチが飛来して来て、ちびっ娘を1匹捕獲しては去って行きました。3回目の飛来時にタモで捕獲して足で踏んづけて駆除しました。
おそらく女王蜂でしょう。調子の悪い群を襲ってきますね。動物(昆虫)的感でしょうか。。。。どうした事を学習しながらこの群だけを「餌場」として認識するんでしょうかね~。
巣門前の防御態勢?。働き蜂の行動?。巣箱からの匂い?。スムシやアリさんとの連携?。こうした群に「ヤモリさん」を見かけないのはどうしてか?。などなど、自然界の弱肉強食は人知を超えていますね・・・。
2号群は巣板の伸びが少なく、1段継箱し1段カットして家主さんに渡しておきました。
2号群は良かったですが、3号群はスカスカでしたね・・・。
3号群はも同様に作業して持ち帰りました。1号群、3号群の重箱は、給餌用に我が家の庭先で活躍しています。人も蜜蜂も十人十色ですね~。
どじょッこ
島根県
2006年に地元神社の狛犬土台(石垣)の栄巣群が殺虫駆除され、近隣2ヶ所の自然巣も同様に殺処分されていました。 「刺すから」「危ないから」「スズメバチが来るから...