投稿日:10時間前
きっかけは勝手に出てくる海外の蜂レスキュー動画。まぁ、ありとあらゆる場所に営巣してる。家の外壁と内壁の間とかクーラーボックスの中、積んだタイヤの中、スーツケースの中、冷蔵庫の中、ゴミ箱の中、、、、セイヨウさんは木じゃなくてもお構いなしなんだなぁ、、ニホンはどうなんだろ?

定番は樹洞、その他、墓石の中、擁壁の中、狛犬の中、天然の樹洞が少ないから住宅難だろうな、だから我慢して色んなトコに潜り込むんだろうな。
一方で待ち箱の定番は蜜蝋塗り、焼き杉、雨晒しと乾燥と人間が好む新築の柱の様なものはあまりお気に召さない様子。入居後も確かに貴重な筈の蜜蝋を壁に塗ってコーティングしてしまう。隙間埋めは分かるけど壁のコーティングは腑に落ちない。
良くレスキューされてる葉隠さんに伺ったら、墓石はコーティングしないそう、接着部に黒い繋ぎの様なものは使うけど、壁は接着する場所以外は何もしないらしい。
あーっと思ったのは樹洞、ラオス樹木養蜂(木の芯を生かすことで木自体は枯れず、木にもミツバチにも優しい方法)もそうだが、樹洞は決して枯れ木でなく生きた木、幹は本来、水を吸い上げる道管なので、そのままでは樹洞部は水漏れしてしまう、それを防ぐために樹脂で固めてある。
蜂が好んで営巣するのはこの状態であり、そもそも、自然界に枯れた木はあまりない。正確に言えば、先ず、立ち枯れが少ない、倒木はあっという間に腐ってボロボロになってしまう。立ち枯れとて其程長い期間そのままではなく、直ぐにシロアリと菌類にボロボロにされてしまう。
蜂は露出した枯れ木の表面を長持ちしないと避けるのではないか? しかし、それだけでは壁を蜜蝋でコーティングする理由にはならない。
可能性としては、多湿な巣箱内で濡れた枯れ木はカビの温床になるのでそれを嫌うのか、木材内に吸収された水分は冬場の濡れタオルの様に室内の湿度を維持するのに役立つ、花蜜を蜂蜜に醸成させたい蜂としては湿度は維持したくなく、逆に下げたい、でないと洗濯物の乾きが遅くなってしまう。だから枯れ木が水を吸わない様にコーティングするのか? なにか合理的な理由を考えても、どうしても蜂が枯れ木を好む理由にはならず、逆に嫌う理由なら幾つかでてくる。
蜜蜂が枯れ木を好む(と思われる)事実があれば是非、教えて戴きたいのですが、、、如何でしょう?

[ニホンミツバチは枯れ木が嫌い?]
発泡スチロールの巣箱利用
[ジムカーナ]。。。。。
誰か立ちませんかね?。。
cai
神奈川県
ニホンミツバチの観察が目的の飼育で野生蜂への巣箱提供と云うスタンスです。分蜂(繁殖)を優先し、採蜜や管理は極力行わず、代わりに手間要らずの巣箱を日々考えてます。...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...