現在8群を飼ってますが、一番元気のいいP組とM組のミツバチヘギイタダニが中々治まりません。もちろん完全に除くことはできませんが、ずっと縮れ羽が出ています。
昨年9月にアピバールを6群、アピスタンを2群に投与しました。アピスタンはアピバールがなくなったので入れました。
アピバールを入れた群は現在縮れ羽も出ず、そもそもダニの死骸もあまりなかったので良さそうなんですが、アピスタンを入れたM組は殆ど効いてないようでした。6週間してからシュウ酸糖液を掛けてみましたが、翌日にはダニの死骸が結構でてましたので今度はアピバールを入れました。そこそこダニの死骸が出ましたが、縮れ羽は相変わらずです。
P組は昨年4月に久しぶりに購入した1群です。元気が良くてこの時期でも産卵が続き、蜂の数が減ってない(どころか若干増えてます)せいか、ダニが相変わらずです。こちらはアピバールを最初入れてましたが、今はアピスタンを入れてます。
アピスタン、アピバール(アピバールは耐性が発現しないと言われてますが)は用法・期間を守って耐性ダニが出ないように気をつけてましたが、今回の件で思ったことがあります。それは蜜蝋への残留が原因ではないかということです。蜜蝋に残留することでダニが絶えず弱い毒(人間にとっては薬剤ですがダニにとっては毒)にさらされて、結果毒に対しての耐性が出来上がったのではないか、と推論しました。
やはり、巣枠は3年も使ったら新しいのに交換していかないとだめみたいですね。暖かい時期なら蜜枠の外に移動して産卵されないようにして交換するようにしてますが、自分はこの交換があまりうまく行えてないようです。産卵が続くのでどのタイミングで取り除けばいいのかよく分かりません。卵や蜂児があっても思い切って捨てないとだめなんでしょうか。
なんにせよ、個人的にはアピスタンが効きにくくなってるというのは実感してます。現在はシュウ酸糖液で対処してますがどうなることやら ┐(´д`)┌ヤレヤレ
アカリンダニで行われているシュウ酸ヴェポライザーもミツバチヘギイタダニにも効くみたいなので、一度試してみようかと思ってます。注文はしたのでぼちぼち届く頃です。ただ、私の使用している巣箱は巣門が下ではなく中段あたりにあるのでどうやって気化ガスを巣箱に入れるか考え中です。
長文、すみませんm(_ _)m