はっちゃんさっちゃん
千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿日:2020/2/26 17:10, 閲覧 707
手に入れた樹洞を加工する時に、丸太の中央付近の抜け落ちている部分が少なく、その周辺がフケフケになって今にも崩れそう、指でも楽に掘って行けるほどグズグズになっている場合があります。これはこの部分だけは生物学的には死んでいて、原因は外敵に侵入されたからですが、このフケ部分、実は蜂にとってすごく有益なものではないかと考察してみました。このスポンジ状の素材は吸湿性能、断熱性能に非常に優れています。
これは桐の丸胴。フケた部分がたくさん残されている。
こちらは樹種不明の丸胴。フケ部分がほとんど抜け落ちている。
樹木がこのような状態になる原因は鉄砲虫による食害が引き金になっていると思います。硬い木質も難なく侵入し、木目に沿ってトンネルを掘って行きます。代表的な鉄砲虫はシロスジカミキリの幼虫ですが、ヤマトタマムシの幼虫も同じような被害を与えます。樹皮直下の水が行き来する部分を残して内部が食害されて行き、他の幼虫(クワガタムシなど)も入って丸太の内部がボロボロにされますが、樹皮に近い生命線だけは食害されないため、中が朽ちても木は生き続けられるようです。
シロスジカミキリの幼虫。モスラの原型ですね。
これはコカブトムシの越冬個体。幼虫は肉食で鉄砲虫の天敵だそうです。
このようにして樹洞は出来上がりますが、これを利用して暮らすのがニホンミツバチで、様々な菌などとも共生しながら、寒さと暑さ、天敵スズメバチに対する防御など、ニホンミツバチにとって必要不可欠の住環境であると感じます。ちなみにスムシが重箱のスギ材に穴を掘ってサナギを作るのは、このような樹洞で共生してきた歴史があり、巣屑が目的であってもミツバチの攻撃から身を守るために穴を掘るための強力な顎が必要だったと考えると納得できます。穴に潜んで巣に侵入を試みますが水際でミツバチたちが食止めているのでしょう。
このようにして考えると、樹洞の加工をするときには樹洞内壁の柔らかい部分をある程度残してあげて、湿度の調整や断熱もできる状態の樹洞が、より好まれるのではないかと感じます。中をきれいに削ってしまうのではなく、内部空間を確保しつつも柔らかい部分を残してあげる方が良いと私は考えています。
健康な木がカミキリの食害を受け始めてから中央部に空洞が生まれ、やがてある程度の容積を持つようになるころからミツバチが営巣し、様々な昆虫の食害が進んで幹の上の方まで空洞化が進み、台風などで倒れたところで、樹洞はミツバチの巣としての役目を終えて最終的には土に帰るという歴史を繰り返して行くのだと思いました。このような自然樹洞は太さのある古木であることが条件で、そのような木が残っているのは神社やお寺周辺の保護されている地域にしかなく、森が開発されて行けばこのような住環境が不足するのは目に見えています。神社などの近くに待ち箱を設置すると高確率で入るのはそのような事情があるからでしょう。
はっちゃんさっちゃん
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葉隠さま、確かにそうかもしれませんね。スムシの狡猾さと貪欲さは目を見張るものがありますが、食いしん坊でもなかなか巣に到達できない間、とりあえずビニールでもなんでもお腹に入れないと、、、それと、何かの酵素を分泌してというのも納得できます。スムシが掘った溝は硬いもので削ったというよりも溶かしたような滑らかさがあります。
2020/2/26 19:14
はっちゃんさっちゃん
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2020/2/26 20:48
はっちゃんさっちゃん
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たまねぎパパさん、こんばんは。手に入れた樹洞を加工していて感じたことです。まだまだ観察して行きたいと思います。
2020/2/26 20:50
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ハッチさん確かに蚕でしょうね。イモイモした感じを鉄砲虫からも取ったのかも。もしくは、当時撮影に使った着ぐるみなどのゴムのような素材が鉄砲虫の質感に似ているだけかもしれませんね!
2020/2/27 00:49
はっちゃんさっちゃん
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葉隠さん、映画館で観たのはおいくつくらいの時でした?秘密ですか。。。私は東京オリンピックの開会式を親父に抱かれて国立競技場の外で見物してたらしいです。
2020/2/27 00:56
はっちゃんさっちゃん
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ムムム〜〜〜〜〜〜。。。
2020/2/27 07:23
はっちゃんさっちゃん
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蜜月さん、「人間の生み出すものの全ては自然という著作に書かれている」とガウディは言ったそうです。
また、老子が発明した不滅の言葉「自然」は「自ずから然る」という意味だそうです。合掌。
2020/2/29 19:25
はっちゃんさっちゃん
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水が通う表皮のすぐ裏側の道管部分は食害されにくいはずなのですが、そこに強引に入り込むことができるカミキリの馬力はすごいですよね。木が弱ると他の昆虫が一気に入り込み、どうでも好きにして、、、となって、水を含んで腐り始めたところにシロアリが入るのだと思います。カミキリ以外で怖ろしいのは(他にもいっぱいいるのかもしれないけど)コウモリガの幼虫で、こいつのえげつないところは、空中を飛びながら無差別にブリブリ卵を撒き散らし、孵った幼虫がたまたま近くに生えていた木に潜り込むのですが、入ると木の幹の表皮のすぐ裏側をぐるりと1周食害するんです。木は表皮のすぐ裏側だけで生きてるから、その水の道を立たれるとすぐに枯れてしまうのです。ミモザとトネリコが数年前にやられました。自然って共存するはずと思っていたのですが、こういう良くないやつもいるのですよね。
2020/2/29 19:42
はっちゃんさっちゃん
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金剛杖さん、勉強になります!ここで言う「烏兎」とは、樹洞の事ですか?知らなかった言葉ですが、先ほど調べたら「烏兎匆匆」(月日が慌ただしく過ぎる)とあり、また別のところでは「金烏玉兎」(カラスは太陽に住み、ウサギは月に住む)とありました。
中が腐って樹洞が形成される木は確かにおっしゃる通り長生きします。それとも結果的に生き延びた木は大抵の場合長い歳月の戦いの中で幹の内部を虫たちに明け渡せざるを得なかったのでしょうか。屋久島に登った時、それを痛切に感じました。
山武杉は溝グサれ病が蔓延し、(原因は赤枯れ病)昨年の台風15号でほとんどの木が高さ10メートルあたりの位置(溝の発生箇所)から折れて無残な森があちこちにありました。
2020/3/5 08:52
はっちゃんさっちゃん
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大変勉強になります。ありがとうございます。金剛杖さんは林業をされていたのですか?
2020/3/5 10:27
はっちゃんさっちゃん
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初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
そうなのですね!今後ともご指導よろしくお願いいたします。
2020/3/5 17:37
スムシが杉材に穴を空ける際には、木質を軟らかくする物質を分泌して穴を空けるのではないかと疑っています。巣クズをビニール袋に入れて保存すると、スムシが孵化し穴だらけにされることがあります。スムシが木質を消化するか否かは不明ですが、プラスチックを消化するとの情報があります。
2020/2/26 17:50
はっちゃんさっちゃんさん
昭和30年代にこの映画を映画館で見たことを思い出しました! 古いなぁ~。当時珍しく総天然色でした! 中で出て来るザピーナッツが可愛かった!
2020/2/26 21:08
はっちゃんさっちゃんさん
映画館へは二足歩行で行きました。私は2歳の頃の記憶があり、親に抱かれて散歩した明確な記憶があります。… とボカしておきます。小学生低学年時には、自宅の電気製品は20Wの電球1個のみ、暖房器具は火鉢1個でした。現代の生活に疑問があり、数年前に冷暖房をせず、ストーブなど暖房器具も使わずに1年間を過ごしてみた変わった人間です。
2020/2/27 06:25
はっちゃんさっちゃんさん、こんにちは!
樹洞物語、何十年にも渡る歴史に引き込まれました(^^)
このところ使う機会が少なくなり観賞用に置いてある丸洞巣箱も使わないと単なる飾り死物になってしまいますね。反省!!
モスラは蛾!?なのでカミキリムシ幼虫がモデルには納得いきません(笑)
2020/2/26 17:51
はっちゃんさっちゃんさん、蝶々ですかー(*_*)
益獣なのでカイコ蛾がモデルと思い込みしてました(^_^;)
2020/2/26 20:58
こんばんははっちゃんさっちゃん
なるほど、それぞれの働きにより繰り返されていくのですね。勉強になります。
2020/2/26 18:04
はっちゃんさっちゃんさん
木の内部がこんな状態になるのは、みんなシロアリのせいだと思っていました。この世界にはいろんな昆虫がいて、その所業が誰かの役に立ったりしてるんですね。昆虫に建築を任せたら、ガウディ顔負けのアーティスティックな建造物ができそうです。それを生かして新たな巣箱を作るはっちゃんさっちゃんの発想もなるほどなあ、すごいなあ、と感心しました。
2020/2/29 14:03
はっちゃんさっちゃんさん
コウモリガ、懐かし名前、春ツル、草を、伝い、其れより太い、草、木に付く、
不思議と桧は、クルリと、一周食害、枯れる
一方、杉は蔦巻いて居れば、同様、しかし、幹に侵入食害苗木、枯れ、少ない、真グサリの原因、
生命力強いと、真グサリ、烏兎多くなる
生命力弱いと、、健全な個体のみ生き残る
どちらが、良いのか??
やはり、自然は、自ら、然する、妙、、!
千葉県は杉、山武杉、メムシガに弱く、又赤がレ病気に弱く、しかし枯れ無い、
蜜蜂の烏兎、穴沢山有ります、昔の木植え思い出す、対策は、下刈りすると、コウモリガ、赤枯れ、無くなる、
蜜蜂の棲み家、以外に、たくさをあります
2020/3/5 06:20
ポキ折れは、良い木。杉は穴傷から上に上がります2めメントール位。桧は傷から下に入ります株迄下がります。雑木は折れ枝。傷株、両方から穴出来る。原因は年輪にそつて腐る性質の違いです。構造の違いです。生命力ある木は皮と形成層だけで生きます。伸びの無い木長生きです。9等身は、折れてしまい。短命です。逸れでも木々は。全て人間寄り長生きです。
2020/3/5 09:21
はっちゃんさっちゃんさん
2020/3/5 09:21
3メントール周り、から巨木と、言います。その時の成立本数は上、中、下、の木合計、200本数です。この写真の山でも、良い被害です。被害で間伐され。巨木200年の山できます。この林の140年後の姿です。
2020/3/5 09:29
はっちゃんさっちゃんさん
今も、まだしてます。山武杉が。日本一になり。日本晴れと優品種。思い出します。
2020/3/5 16:36
金剛杖
大阪
よちよち歩きの老人
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よちよち歩きの老人
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よちよち歩きの老人
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よちよち歩きの老人
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ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
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葉隠
佐賀県
ニホンミツバチの繁栄を願っています。蜂の駆除依頼を受けた場合、全て保護捕獲しています。床下での捕獲は重労働ですが、軽い返事で引き受けています。 床下できつい姿勢...
葉隠
佐賀県
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たまねぎパパ
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仕事をしながらですが平成25年から80坪の畑で野菜を作り、平成30年から庭の斜面に果物(ブルーベリー、ボイソンベリー、ジュンベリー、柑橘類、梅、アーモンド、オリ...
蜜月
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佐賀県の静かな農村に暮らしています。ころころした愛らしいニホンミツバチが大好き。思いが届いたのか、この春、やっと私の巣箱を見つけて住んでくれました。