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ニホンミツバチ
大規模な児捨ての原因は蟻酸の投与か?

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿日:2020 3/3 , 閲覧 624

先月2月17日に巣箱内の結露が酸性であることが発覚し、、、

https://38qa.net/blog/94668

蟻酸投与を中止した群から、その後大規模な児捨てが発生し、2週間連日100匹以上の児捨てが止まらなくて、以前ポチさんが「児捨てが起きたら箱替えしかない」と書かれていたことを思い出し、できる部分だけでも箱を新しくする作業を先日行いました。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/163/16370535031327799178.jpeg"]

この群は昨年9月に、巣落ち防止棒を避けて造巣したことで巣板が氷柱状になり、巣箱の手前半分が巣落ちしたので、手前半分が天井スノコまで巨大吹き抜け空間ができている群でしたので、巣箱の前面を取り外し巣脾の様子を見ることができたのですが、育児の状況と貯蜜量を見極めた上で、出来るだけたくさんの巢板を撤去することを目標としました。

やっと冬を乗り越えて今まさに増産体制に入っている群が児捨てとは、これは緊急事態であり、箱替え(巢板の撤去)も余程慎重に行わないと群の存亡に関わります。私の無知による2クール続けてのギ酸投与によってこのような事態を引き起こし、それを解決するための箱替えも間違った判断をしたらはっちゃんに申し訳がたたない。原因を私が作り、その始末も不適切で、結局いじくりまわした挙げ句の果てに群を潰すことはどうしても避けたい。

どうせやるなら蟻酸が付着した巣脾を思い切ってバッサリ取らないと、蜂児を抜き出して再び同じ巣房に産卵しても同じことの繰り返しです。しかしながら、幼虫がいっぱい詰まってる巣脾を、私の目で見て健全かそうでないかを見極めることは不可能です。

とりあえず育児が行われていない巣脾は貯蜜層も含め手前から取っていき、あとで蜂蜜の給餌をすればと思っていたのですが、蓋がけされているのを見て、蜜蝋で蓋されていれば蜂蜜は汚染されていないのではないか、、、だいいち、蜂児は蜂パンで育つのであって、蜂蜜はあまり飲まないのではないか、、など悩み始めてしまい、結局ビビって中途半端な箱替えとなってしまいました。巣門箱と給餌箱を除く全部で6段あったものを下2段だけいじらずに上の1段を新しい箱にし、スノコも新しくし、最下段に継ぎ箱しました。合計4段です。育児が行われていると思われる巣脾には手をつけませんでした。

昨年逃去したピザ窯の綺麗な巣脾を冷凍保存してあったので、それをネコマル式挟み枠に挟んで手前吹き抜け空間に吊り下げました。重箱の中に巣枠があるような格好です。汚染されていないピザ窯の巣脾に産卵を始めてくれたらと願っておりました。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/078/7898031318822201674.jpeg"]


手前の空巣脾を取り除いたら奥には蓋がけされた蜂蜜が。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/074/7466265285110042000.jpeg"]


引き抜かれてしまった巣房とすでに蓋がけされている雄蜂巣房が点在している

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/170/17083424567244745483.jpeg"]


本日の内検。ピザ窯からの保存巣脾には残念ながらまだ産卵はしていない模様。写真中央下には引き抜かれたばかりの幼虫が白く写っている。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/129/12984480627645554797.jpeg"]

児捨ての原因が蟻酸投与によるものかどうかはわかりません。しかしタイミング的に蟻酸を入れて結露が強い酸性であることが発覚して、蟻酸が蜂蜜に混入したことはおそらく事実で、蜂児が死んでしまう原因が蜂蜜なのか、それとも巣脾なのか、それもわかりません。たまたま偶然時期が重なっただけで、児捨ての原因は菌やウィルスによる伝染病なのかもしれません。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/055/5538364640134119613.jpeg"]

ちなみに、撤去した巣板に貯蔵されていた蜂蜜を舐めてみたのですが、不愉快な蟻酸の味はしなかったと思います。

蟻酸を投与すると蜂蜜や巣脾が育児不能になると断定しているわけではありませんが、投与する量と期間はかなり気を遣うべきと思いました。アカリンダニが見つかって蟻酸を投与し、それが奏功した群が離れた蜂場で1群いるのも事実なのです。児捨てが始まってすでに2週間経ちます。新たな蜂が生まれず蜂の数はどんどん減っているように見えます。

困りました。でもやれるだけのことはやったので、今後の経過をよく観察していきたいと思います。

コメント11件

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2020 3/3

はっちゃんさっちゃん、こんばんは。

大変な状況ですね。

自分はギ酸強く入れますが蜂児出しは起こりません。結露も無いと言えるレベルです。

かなり色濃い巣脾見えますが営巣は長いのでしょうか。蜂数減った群れは上を大きく切りコンパクトにしました。現在秋と変わらぬ程度に復活した様に思えます。

ギ酸投与した西洋さんの蜂蜜は塩気がある気がしました。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 3/4

ネコマルさん、「色濃い巣脾」ご指摘の通りですね。巣落ちして巣は半分が失われましたが、蜂たちは残った巢板の最下部に新しい巣脾を延長しようとしたのです。結構な蜂数で少ない枚数を下に伸ばしていくと、吹き抜け空間はデカいのに継ぎ箱をたくさんしなければならないので、巣門箱の上部に板を置いてそれ以上伸ばせないようにしました。空いた空間を埋めるように最上部からの造巣は期待できませんでしたがせめて横に広げて側面に接着してもらいたかったのです。しかしそうはならず、同じ巣房を何度も使い回す結果となりました。今にして思えば、巣落ちしたときに思い切って1段くらいだけ残し、どんどん継ぎ箱するべきだったのかもしれませんが、冬を間近に控え、貯蜜の大部分を取ってしまうのは、給餌で戻したとしてもいらない作業を蜂にさせる結果となる心配がありました。児出しは蟻酸と無関係なんですかねぇ。。。

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2020 3/4

はっちゃんさっちゃんさん、おはようございます。

蟻酸利用する蟻は翅の無い蜂なんちゃって。イキナリ濃く入れると騒ぎますが元々耐性持ってると勝手に考えてます。

児出しは消滅した第2群での比較的小規模の経験しか有りません。蜂数多いのに出されるのであれば病気を疑う必要あるかも知れません。他方で冷えて正常に羽化出来なく死んでしまい掃除で出されると考えるのは難しいでしょうか。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 3/4

ネコマルさん、アリの仲間、私も最初はそんなふうにイメージしていました。これまでに別の群でも処方し、児捨ては起きませんでした。でも結露が酸っぱかったこと、その液体が蟻酸の刺激臭があったことで蟻酸について調べていくうちに蟻酸は塩酸と同様に非常に親水性があり、揮発したガスは近くの物体にひっつきやすいので、容器に入れて蒸散させる行為は霧吹きで散布するのと全く同じであるということがわかりました。アリの仲間である程度耐性はあっても、「液をこぼして直接かかると死ぬ」という注意があるように、濃すぎたり暴露の時間が長すぎると影響があり、特にゼリーの中で泳いで育つ幼虫は蟻酸の液の中で泳ぐことになる。そんなふうにイメージしてみたのです。

撤去した巣房に貯蔵されていた蜂蜜をリトマス試験紙で調べてみましたが、蜂蜜って元々酸性なんですね。。。正常な島根県産の蜂蜜も同じ酸性を示しました。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/142/14228475956281254398.jpeg"]
ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2020 3/4

はっちゃんさっちゃんさん、その通りですね。

ギ酸の処方はダニの駆除。帰化させ蜂の気管に届かなければ効きません。その為には熱気抜き、解放底板や広い巣門は避けたい。これらに湿気の対処も加える必要有りますね。

何か足らなくても効かない効きにくくなりますから。最近は処置にはスノコ枠交換してます。

孵化幼虫の泳ぐゼリーは酸性であろうと思われますね。若干酸度上がっても平気かも。影響考えれば短時間。

目的はアカリンダニ駆除。短期間で濃くと考えてますが目的は達し弊害は今のところ見られないです。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 3/4

ネコマルさん上に頂いたコメントで反応していなかった重要なご意見がありました。「冷えて正常に羽化出来なく」この可能性は大です。厳冬期では無いにせよ、縦に長く広い空間がありますので、重箱の縦長空間を蓋するようなしっかりとした蜂球が形成できていないので。

その代わり北風が吹き上がってくる背面には厚み50ミリのスタイロフォームを重箱にピッタリ当てているので、一番奥の見えない巢板はポカポカしているはずです。6段中下から4段目の側面に挿した温度計では一番冷え込む明け方でもだいたい15度前後を推移しています。蜂蜜は十分にあることが確認できたので、成蜂の凍死や餓死はあり得ません。

主に落ちるのは空間に晒された一番手前の巢板からです。雄蜂の蓋が、これまでの期間に抜き取られまばらに見えます。この写真では蜂が少ないですが、普段はしっかりと覆われています。でも考えてみると今の蜂数では育児巣脾を守っている蜂はおそらく1層程度なので、寒さに晒されていると言うこともあり得ますね。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/138/13806088132603565746.jpeg"]

本日、新たなことが判明しました。疑われる原因の半分以上が消去されました。また日誌に書きます。

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2020 3/4

はっちゃんさっちゃんさん

次の日誌、新たな判明楽しみにします。

ひとつ質問しても良いでしょうか。運び出されてるのは一見蛹が多い様に思えますが幼虫?。抜き取られまばらと言われてますが雄蜂の蛹?。おおよその成り行きからは今時期に何故雄蜂?です。そう思って画像見ると黒くテカってませんか。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 3/4

ネコマルさん100%蛆です。蜂の形をした蛹はありません。丸々太った蛆もあれば、少し小ぶりの蛆もいますね。カブトムシやクワガタの幼虫のように丸まっている形状の小さな蛆はいません。

雄蜂ではないかと思ったのは、写真の蓋がけはこれ全て雄蜂の蓋ですよね?盛り上がっているので。そして今朝、雄蓋が一個だけ落ちているのを見つけました。蟻酸の影響を受ける前から育っていた雄か、根性のある雄が羽化できたのかもしれません。

成蜂がテカって見えるのは写真の具合でそうなっただけだと思います。また、これだけ2週間連日児捨てですから、そろそろ新蜂が羽化しない日が今後最低2週間は続きます。今いる働き蜂は寿命を迎え、刻々と減っていくと思います。

抜き取られた巣房に女王は相変わらず諦めずに産み続けていると思います。産んで、育てては抜き取るを繰り返しています。花粉の搬入もガンガン行っているので。

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2020 3/4

はっちゃんさっちゃんさん、ありがとうございます。

見える見えないは難しいですね。冷えて育たず排出。気温上昇と共に産卵育児復調に向かうと良いですね。

ポチ 活動場所:長野県
投稿日:2020 3/4

昨年の10月にオス蜂が出た群ですね、蟻酸は使用しても子出しが起きない方や使用していなくても子出しが起きる経験から蟻酸が子出しの原因とは思いませんが、条件次第では子出しを誘発させることもあるのかもしれませんね。なんらかの原因で巣板の中で子供が死んでしまうから子出しになるのか?巣板に原因が有るのか?、子出しが始まると新蜂が生まれてこないのでベテランの外勤蜂から減っていくと思います、また新蜂が生まれないので内勤蜂が外勤蜂に出世できないでいるようです(私の想像ですが)。巣板を無くすことで内勤の仕事を無くし外勤蜂の仕事をさせるために巣板を全部取り、分蜂の捕りこみ状態からやり直させるとゆう考えです。新しく巣板を作らせて卵を産ませる、とにかく群のバランスが良くないので私は全巣板を捕り最初からやり直させます。ただ何もしないで治ったとゆう事もありますがダメになる確率の方が高いです(私の経験では)

今蓋がかぶっている蛹は孵化するんですかね?

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 3/5

ポチさんおっしゃる通りです。。。ポチさんの考え方は理にかなっています。でも時期が今ですから、ゼロからスタートさせるとどうなるのか。児出しなんて誰も想定していなかったはずですから、季節のマニュアル通り女王は雄蜂を産み始めた。しかし働かない雄蜂がたくさん出ても群の足を引っ張るだけなはずですよね。女王は現在の群の頭数のバランスを考えてオスメスを産み分けるのか、、、春の働き蜂と言うのは仕事が多くて大変ですね。もう少ししたら探索にもメンバーを割かないといけませんからね。

蜂の形をした死骸は一切搬出されないので、蓋がけまで行ければ無事に羽化できると考えています。でも蓋がけはみるとほとんど雄なので、育児の仕事をしてくれる内勤蜂が激減していくでしょうから、これは厳しいですね。

投稿中