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ニホンミツバチ
蟻酸の危険性について。。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿日:2020 2/17 , 閲覧 1,989

Kウィングが見つかったエノキ群に自己責任で蟻酸を投与して1ヶ月近く経ちました。先日2クール目を投与しました。50%蟻酸を20グラム、プラスチック容器にガーゼに染み込ませました。2クール目を入れる時に1クール目を出したのですが、蒸散して少し軽くなっていましたが、最上段の投与箱の結露がひどく、蒸散しにくいような環境であったと思います。

本日ちょっと気になっていたことがあり、投与箱(給餌箱)を開けて、箱の内壁にビショビショになって滴がしたたる水滴を調べてみました。手ですくって匂いを嗅ぐとかなりツーンと刺激臭がしましたので、それを舐めてみました。ちょっと濃いめのレモン水のような酸っぱい味がしました。「結露の滴に蟻酸が混入している」ということが判明いたしました。それが何を意味するかと言えば、「蜂蜜にも混入している」ということです。蜂は温度を維持するためのエネルギーとして、また子育ての餌として蜂蜜を食べますが、蟻酸も同時に体内に取り込んでいるということです。蜂蜜は糖度80パーセントあっても、ビンの蓋を開けて放置すれば空気中の水分を吸って糖度が下がりますので、蟻酸を投与した群から収穫する蜂蜜は「蟻酸味の蜂蜜」となるはずです。私は採蜜にはそれほど拘らないのですが、アカリンダニが発生し、蟻酸を投与した群から収穫する蜂蜜は販売はもちろん、知り合いにプレゼントすることも諦めるしかなさそうです。

リトマス試験紙でアバウトに測ってみましたが、結露の水も割と高い酸性であることがわかります。四角で囲ったものが結露の水です。左側の赤く変色しているのが酸性であることの証。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/079/7916848069253517649.jpeg"]

アカリンダニ感染が確定して、蟻酸(もしくは別の薬剤でも)を投与した時点で、その群は採蜜できないということです。サンポールもアカリンダニに効くと言う噂がありますが、主成分である塩酸も、蟻酸と同じく揮発性が高いので、巣箱内の結露には混入しますし、杉の板にも浸透するはずです。巣落ち防止棒に金属を使っている場合は腐食しやすくなるでしょう。

巣箱に蟻酸や塩酸が浸透した場合、それを待ち箱として使用した時に、探索蜂にどれくらい嫌われるか、検証してみる必要がありそうです。例えば2月に蟻酸投与した群が消滅し、分蜂自然入居を目指して翌月に待ち箱に使用した場合、酸っぱい匂いは巣箱に付着しているはずです。

結露に混入すると言うことは、蒸発した蟻酸が水に取り込まれ、ずっと巣箱内に残り続ける可能性があります。蒸散しては結露に吸収され、また蒸発を繰り返して行くと言うことは、蟻酸投与の回数が多くなると巣箱内の蟻酸濃度が少しずつ濃くなる可能性もあります。「蟻酸のガスは空気より重い」と言われますが、蒸散した気体がそのまま下って行って巣門から綺麗に排出されるわけもなく、吸水性のある蜂蜜と滴、杉などに取り込まれるのです。

蟻酸は確かにアカリンダニに効くと思います。しかしこれは諸刃の剣であり、蜂蜜収穫を目的としている場合は全て無駄になってしまう。憎きアカリンダニですが、肉を切らせて骨を断つ的なリスクがあると言うことです。困りましたねぇ。。。。

コメント19件

Albos 活動場所:鹿児島県
投稿日:2020 2/17

こんばんはm(_ _)m

やっぱり口にはしたくないですね…。

根本から解決する日はくるのでしょうか…f(^ー^;

自分の捕獲場所や管理場所付近はアカリンダニの被害は全く無いようですが…全く他人事ではなく恐ろしいです。

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2020 2/17

はっちゃんさっちゃん、こんばんは。

自分は群れの存続優先しアカリンダニ駆除してます。ギ酸では確かに金属が強く腐食しますね。温度センサーのメッキは短時間で還元されました。

蒸発したギ酸は様々な所に入るでしょうね。蜂蜜に塩気と言うか酸味感じた事有りますがそれかも知れません。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/17

Albosさん、蟻酸入りと分かっていて少しでも酸っぱい味を感じたら、食べ続けることなんてできないですね。鹿児島はまだどこにも被害は無いですか?今や全国的に広がっていますよね。原因は私たちが群を移動するからですね。蜂は2キロしか進めませんので。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/17

ネコマルさん、こんばんは。私もネコマルさんと同じく、群の存続最優先です。連日コロナウィルスが話題ですが、ついつい関連づけてイメージしてしまいます。少なくとも自分の群だけでも撲滅すれば、他に移ることを阻止できるのですから。外泊は阻止できないけど、分蜂で拡散させたく無いです。

Albos 活動場所:鹿児島県
投稿日:2020 2/17

はっちゃんさっちゃんさん

鹿児島県も自分の蜂場の近くまで来ているらしいのですが…実際に見ていないので何とも言えませんf(^ー^;

これもまた1つ問題なのは個人によるアカリンダニの診断が本当の情報と誤診とか混じってる様な気がして余計に信憑性に欠けるのです(^-^;

もっとも、日本蜜蜂ってこんなに少なかったのか…と思うほど日本蜜蜂自体を見かけないです。

うちから7キロくらい走った手付かずの自然が多く残る森に千本桜の森があるのですが、和、洋、蜜蜂が1匹たりとも居ないのが凄く不自然に感じられています。ですので幸か不幸か伝染してくるほどの蜜蜂が居ないのも現状ではあります。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/18

ミツバチを飼育する以上、自分で診断できるようにすることが難しければ、各市町村の家畜保健衛生所に診断を依頼するものだと言う認識は全ての飼育者が持っているべきと思いますね。でも正しい診断によって罹患していることがわかったとして、安全な治療方法が無い現状では、蜂蜜を優先するならその群を潰して蜜だけもらおうと言う、群を使い捨てするしかないと言う発想だって出てきちゃう。。。アカリンダニで消滅すると蜜は残りますから、治療などせずに放っておけばその後採蜜できる。春になったらルアーでまた捕獲すれば良いと!そのように企てなくとも、結果的にそうなってしまう、実際そうなっていると言うところが恐ろしい。

Albosさんのお住まいのエリアに蜂がいない理由がアカリンダニでないことを祈ります。

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2020 2/18

はっちゃんさっちゃんさん、その通りです。

保護したい増やしたいと言いながら放置の図式。蜜目当てとはっきり言えば未だかわいいのに。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/18

ピザ窯など、昨年逃去した群が3群いましたが、「お前の世話は気に食わん」と言われたような気がして、すごく寂しかったけど、潰す前に逃げてくれたので、ものすごく良かった・・・と思っています。では、仕方なくでも居てくれるならば、どんな手を使ってでも存続させなきゃと言う気持ちになっています。

積極的な防除はできない現状がありますから、防ぐには「車で移動をしない」と言うことでしょうか。1シーズンで1キロしか進めないのが自然の姿なので。奇跡的に未だ犯されていない地域があるならば、そこを保護区と捉え、絶対に外部から持ち込まないようにしていただきたいと思います。

Albos 活動場所:鹿児島県
投稿日:2020 2/18

はっちゃんさっちゃんさん ありがとうございますm(_ _)m

そうですね~、難しい問題です。現実はこのサイトさえ知らず、アカリンダニすら知らない昔ながらのスタイルの年配の人達が圧倒的に多いのが現状ですので、とにかく自分の地区だけでも守らねばと思っています。その為に捕獲場所付近の知る限りの飼育者の群を見せて頂きおかしな様子はないか確かめたりしています。お話しさせて頂ける場合にはアカリンダニや児出しなどについてもお伺いしてます(^-^)

artemis 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/18

はっちゃんさっちゃんさん

私の群も同じ状況で蟻酸を使っています。家畜保健衛生所の検査でアカリンダニ宣告を受けましたので残念ながら本物です。最後に残った一群なので消滅にしろ生き残ったにしろアカリンダニこれで終了になってくれと願っています。

アカリンダニ害の原因は分かりませんが、ずっと一箇所一群飼育で順調だったのに昨年欲張って複数飼ったところ次々と災難続きとなってしまいました。できることなら一群飼育に戻したいと思っているところです。

クスノキの自然巣を数日前に確認したら凄く元気で多数出入りしていました。ここには絶対移らないと願かけしています。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/18

Albosさん、そうですよね。そのような活動がせめてできることかもしれませんね。私もそのような注意喚起をするのですが、蜂友さんに話してもポケーっとしちゃうのですが、昨年ついに感染して、アカリンダニの恐ろしさがやっとわかったとおっしゃっていました。あれは実際に体験しないとわからないものです。凄惨です。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/18

artemisさん、1群!??それは悲しいですね。。。屋根裏の捕獲群は元気ですか?クスノキの自然群、無事に分蜂してくれたら良いですね。

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2020 2/18

アカリン汚染地域の自然群は存続難しく感じます。昨年は薬剤の上を歩かせる工夫で持ちこたえた石垣自然群は再寄生され風前の灯火。既に消えたかも知れません。

1箇所一群良いですね。2箇所の2群共に自然入居の場所で永らえてます。4回と2回の冬越し中。蜂蜜度薄いです。

artemis 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/18

はっちゃんさっちゃんさん

屋根裏捕獲群は元気でいるとのことです。アカリンダニの情報を伝達、注意促しました。

artemis 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/18

ネコマルさん

やはり自然巣も感染する、それも処方が出来ないので厳しいということですね。んー、自然群は体力があって蔓延しないと願うばかりですね。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/18

自然樹洞の中には特殊な菌がいてアカリンダニをやっつけてくれるなどということには期待できませんよね。では人工飼育と自然の違いはと言ったら、「そこに1群だけいる」ということですね。すぐ隣にもう一つ好ましい樹洞があるなんてことはまずないので、競争率は激しいでしょうけど、その樹洞はその地域の宝ですね。仮にその群にアカリンダニが入っても、その群が消滅すればそこで一旦ご破算にできますからね。

ミツバチ研究所 活動場所:熊本県
投稿日:2020 2/18

大変申し訳ありませんが、西洋専業の的外れな意見かもしれません、

1.換気の条件が良くないのでは、結露は基本的にありません、雨水が・・・の時は別として

今年は暖冬なので、イチゴのハダニが問題となっています、ハウスの為湿度も高いので。

保温と、換気は別な問題なので別途解決すべきだと思います。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 2/19

ミツバチ研究所さま、難しい問題だと思っています。スムシ対策のことを考えると、必ずしも乾いていれば良いというものでもないし、換気窓を設けると蜂たちはそれを必死で塞ごうとします。真夏でもです。また、この群は巣落ち防止棒を避けて造巣したことによって巣脾が細長い氷柱状に育ち、昨年に約半分が巣落ちしたため、現在巨大吹き抜け空間ができているので、できる限り密閉しなければならない事情もあるんですよね。巣箱の3段目で5度を下回る日もあります。

ミツバチ研究所 活動場所:熊本県
投稿日:2020 2/19

はっちゃんさっちゃんさん

スムシについて。

たぶん基本的見解が違うと思います。

正常なミツバチの活動において、スムシはミツバチが排除していますが、群れが弱くなると、崩壊し始めると同時に侵食し始めます。ミツバチ共有だと思えます。

健全な環境を提供することにより、長く永住するのではないでしょうか、人間の感覚で作られた環境で、出ていくことは当たり前なのかもしれません、西洋ミツバチと、在来種との種の違いがあり、同じ論議は出来ないかもしれませんが、自然に放たれたミツバチは、スムシには平気だけど、人間の工作物では、巣落もするし、スムシもつく、ダニも繁殖し、ミツバチからすると踏んだり蹴ったりなのではないでしょうか、自然のミツバチはそれなりに越冬します、板の厚さとか問題ではなく、何か別の問題があるように思えてあえて書き込みました。

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