投稿日:5時間前
遂に、枝垂桜群が消滅しました。7月末の日誌の段階で、消滅は免れないとは思って覚悟していましたが、やはり哀しいです( ;ᯅ; )
https://38qa.net/blog/446626 (懸念が現実に!新女王は交尾失敗か)
4日からは、すのこ上でなく、直ぐに補給できる巣門での給餌を始めた矢先です。
それでも8日の段階で、未だ数匹は外勤に出ていたので、解体を躊躇しましたが、13日の朝、底板から蜜が流れて来たのを確認。これはもうスムシに浸食されたと確信し、解体に踏み切りました。
スムシの浸食は半端ない程になっていました。たった5日間で、上部の変質だけでなく、8日に白い巣板だった下部の巣板まで茶色や焦げ茶色に変質。スムシの量も爆発的に。。。
確かに、裸の巣板になってしまったら、スムシの台頭は免れない事は承知していましたが、本当にアッという間です。夏場の成長は、想像以上の増殖です。。。(;유∀유;) あまりにもスムシに気を取られて、写真を撮ったのは、1枚だけ。。。
それでも、外勤が数匹残っていたのですが、何処で暮らしていたのだろう。思い出すだけで気の毒でした。
合同を躊躇したのは、働き蜂産卵の雄蜂も最後まで数匹残っていた為です。
この働き蜂の雄蜂も一緒に合同してしまう事が、果たして良いモノかどうか、悪影響は無いのだろうかと、調べがつかない内に、スムシの台頭を許してしまったのです。。。(=_=)
それにしても、前回の日誌でも言いましたが、夏分蜂の後の新女王は、交尾活動が難しいです。それを考えると、系統の違う異種の自群が、数群居る事が大事なのではないかと思いました。私のように、飼育のキャパは、3群までが精一杯と言っていると、夏の分蜂時には、交尾が出来る雄の居る群が見つからない確率が高くなってしまいます。それを含めて難しい事だなと痛感しました。
解体し、巣屑を削ったりしながら、感心した事がありました。ボロボロになって変質していた巣板ですが、巣落ちは一切ありません。しかもガッチリ側壁に接着され、巣落ち防止棒のワイヤーにも、ビッタリと接着し、どこも隙間がありませんでした。 元々、底板も蝋で固めてしまう程、強固な巣作りをする群で、堅牢な営巣だけでなく、賢くて統制の取れた群だったのです。
昨年6月私が胆嚢炎で入院する前日に入居。その為、First Contactは、16日後になってしまった。
それから1か月で、農薬被爆の大量悶絶死。女王は生き延びて、群は復活しました。
農薬被爆のせいか、オオスズメバチにも何度も襲撃を受けましたが、その対応力には唸りました。大スズメが来ると籠城しますが、居なくなると、即、防護役の蜂娘達は、大スズメのフェロモン消しにかかりました。一般的には、草やきのこ・動物の糞等を塗りつけて臭い消しをしますが、この娘達は、自分達の唾液だけで舐めていました。一斉に、防護ネットや外壁に分散して、防護活動をする様子は、蜜蜂という昆虫ながら、畏敬の念を抱いた程です。
農薬の恐ろしさを痛感したのは、9月に採蜜し、10月に検査をした蜂蜜から、大量死の際の農薬と同じ成分が検出された事。その事に依り、地域の農薬散布について、一石を投じる事が出来たのです。
冬にも蜂数を減らすことなく、健やかに順調に群を大きくして春を迎えました。
4群の中で、一番体長が大きな群でした。
枝垂桜群との思い出を振り返ってみると、彼女達には、相当勉強させて貰ったなあと改めて感謝です。入居の仕方すら、珍しかった群です。蜂雲で押し寄せたわけではなく、探索さんが、やけに多いなあという様子で、往来している内に、最終的には入居だった?!という感じでしたね~。。。
毎朝窓越しに話しかけていたせいか、私に懐いてくれて、攻撃的な様子は一度も見た事が無かったです。穏やかで人懐こい、それでいて、統制の取れて強固な守りの健全な群でした。
マジ、誉め言葉しか浮かばない娘達でしたね~(^.^)/~~~
先月のトネリコ群の消滅に続いて、2群とも夏分蜂で失くすとは。。。夏分蜂は来年に向けての課題ですな。
誰か、行き場を失って家探しをしてるといけないので、待ち箱を置きました~(●^o^●)
れりっしゅ
千葉県
南房総鴨川でティーハウスをやってます。初めての巣箱を2021年3月中旬から設置し、漸く3年経ったばかりの駆け出しです。専門用語も殆どわからず、兎に角試してみよう...
Tokoro乗り
静岡県
道楽多すぎ五十路です。2022年からポリネーション用西洋1群可愛過ぎて、飼育始めました。昨年分割し西洋3群、同級生の父上が和蜂飼育していることを知り弟子入り、和...
れりっしゅさん おはようございます。
私も今年はじめて(3年目ですけど(笑))春分蜂の跡取りさん消滅の憂いを経験しました。
出て行く母親女王群れも新天地へたどり着く前、また、たどり着いてからも色んなリスクがあり、環境の整った元巣を引き継ぐ跡取りさんも、交尾失敗や姉妹での闘いなど…
自然の摂理とはいえ寂しいですね。
今は残った蜂さん達が元気な様子を生温かく見守るしかないですね。
トコロで巣の空間に余裕があっても、夏分蜂してしまう群があるようですが、何故でしょうかね~。
18分前