投稿日:2020/12/18 10:50
西洋バチは数群の飼育ですが長い間、順調に採蜜出来てきたのですが、3年前から以下のごとく最悪状態に陥ています。原因は何でしょうか。
1,数群の飼育で越冬できるのは1群程度しか残らない、4月末ごろに他所からの分封群が2群程度、標準箱の空き箱に入居してくれる。周辺の人に聞いてみてもこの集落に西洋バチを買っている人はいないとのことで、自然群のかのうせいもある。
2、その後7月末までは産卵も活発になり、6群に増やし、2段18枚程度にまで成長して採蜜もまずまずできる。
3,、8月になってキイロスズメバチが飛来し始める頃から産卵が急激に止まり、弱体化して消滅に向かう。
4、ダニ対策はアピスタンとアピバールを交互に年3回ずつやっており、オス房のカットは内検の都度全てカットしているがダニを目視したことはない。巣門前での異常や死蜂もスズメバチの害と思われる場合を除けば気が付かない。死蜂児も殆ど見当たらない。
5、花粉を溜めた巣脾は2枚程度は充満していて、花粉の不足はないと思われる。蜜源も恵まれていると思われ、蜜巣脾もかなり残してやっている。
6、スズメバチ対策、スズメバチ捕獲器を改良して取り付けていて、大きな被害はなくなっている。
7、以前は西洋バチの蜂場1㎞以内はには日本バチは置かなかったが、蜂場の都合で500mの位置に置くようになった。日本バチの影響があるのでしょうか。
最悪状態から抜け出す方法を教えて下さい、
僕自身は昨年度の夏は、多くの群が壊滅し、その後なんとか蜂達は死なずにギリギリ生き延びたという体たらくでした(自分が餓死しそう)。
その時僕も、影響0ではないにせよヘギイタダニが主たる原因ではないと仮定し、以下の3つが原因でないかと考えました。果たして参考になるのか…
・暑すぎる
奄美大島は外気温こそ34℃を超す事は稀ですが、日差しが猛烈で日に当たる物は何でも恐ろしく高温に熱せられます。僕は空調服無しでは日向に長時間立っていられません。なぜそんな事になるのかあまり正確には理解していませんが、低緯度地域となると太陽光線が大気を通過する際の距離が短くなり(高緯度地域だと太陽光線がナナメって地表に達し、見かけの大気が分厚くなる?えーい!戦艦大和の装甲がナナメになってる理由と同じ!)、その為太陽エネルギーが減衰されずモロに地表に到達するのではないかと思っています、合ってるかどうか知りませんが。
ミツバチ自身はどうだったかというと、産卵は続いていても、それを育てきれなくなる有様でした。大多数の幼虫が途中で死に蛹がまばらな感じでした。
従って、今年度は5月末頃より全ての巣箱を遮光ネットで覆いました。これでも真夏に壊滅した群は存在しましたが、ごく少数派でした。
また、沖縄のプロ業者は巣箱の蓋に換気口がある巣箱で飼育し、またその巣箱の天面を白などの明るい色のペンキで塗装しているそうです。別に遮光しなくてもミツバチは平気そうに暮らせるのだとか。来年度は遮光ネットに加えこの手法も取り入れようと考えています。
・スズメバチ(当地では超いっぱいのコガタスズメバチ)
masukawaさんはキイロスズメバチを気にされているそうですが、僕の場合、これがコガタスズメバチがそっくり同じ事をやっています。コガタ如き何を対策する必要あるのかとお思いかも知れませんが、当地では常識では考えられない程のコガタスズメバチが養蜂場に殺到しつつ、そこら中の花をコガタスズメバチが周回し始めます。対策が後手に回らぬよう、捕殺器を早めにかけ、養蜂場に仕事に来た際は、必ず30分間ぐらいは虫取り網でコロせるだけコロした後で仕事するようにしていました。一部のスズメバチしか倒す事はできませんが、それでもやらないと飼育はできないと思っています。
今年はアース製薬のハチノスコロリ?みたいなのが販売されていたので試しましたが、これを漫然と養蜂場に吊るしてもコガタスズメバチは一切見向きしませんでした。何社かオオスズメバチ相手にやってみた所はあるようですが、やはり養蜂場に吊ったってダメらしいです。キイロスズメバチではどうかは聞き及んでおりません。ダメ元で試してみる価値はあると思います。何かダメそうな気がしますが…
・農薬
当地は昨年12月に大量なのか少量なのかちょっと感覚は解りませんが、大規模な農薬散布事業が実施されました。飼育届出してるのに何の通達も無しにです。その時期に蜂群の状態はより一層悪化しましたが…現時点では、それによってミツバチが受けた影響を正しく評価する事はできないと判断しています。なので、農薬散布事業の担当部署にカチコミに行っただけで他には何もしていません。
・僕がmasukawaさんだったら?
最も効果の期待値が高いと思うのは、実行可否も含め暑さ対策に思います。3年前と現在で何が変わってしまったのかは、ハッキリと解りません。ただ、どこかの誰かが逃がしちゃう群を管理されているという事で、現在飼育している群の性質が不明なのだと思います。近くに養蜂家がいないとなると、花粉交配用として供されそのまま処分されなかったミツバチが生き延び分封している可能性もあります。その蜂が高温期の温度調整が苦手な可能性もあり得ます。
もし夏季の高温で思い当たる節があるなら、沖縄の業者から蜂群を入手する手も考えらえます。冬季が若干心配ですが、暑さへの耐性は完璧に近いと思われます。僕も初年度、沖縄から入手した蜂群は夏季のダメージが少なく、そうした群から多くの次世代群を作った事も、ある程度功を制したかもしれません。
http://urasoe-apiary.sakura.ne.jp/index.html
ネット販売されている養蜂家の例。沖縄県以外の参加者もいます。
こんにちは。セイヨウミツバチでの上手く飼育できない理由はやっぱりダニかと思われます。
1について気になる点としては、近隣に飼育者がいないとの事ですが、イチゴ農家さんはいますか?
福岡なので可能性を考えました。もしおられたらそこからの分蜂軍の可能性はあります。農家さんはミツバチの内検はしないと思いますので(笑)。そのミツバチを2群程度との事ですが、その女王は更新されますか?されないのであれば、まずは更新が必要かと思います。何年生まれかわからない古株女王さんは春に調子よくても夏に急激に産卵ストップはあり得ます。
2と3は1の気になる点に繋がりますね。
4についてはダニがいないようですね。羨ましい限りです(笑)。ご存じかもしれませんがアピスタンは巣枠、スソに残り耐性が進むようですので2~3年で巣枠は交換したほうが無難かもしれません。
5については花粉、蜜ともに残せれるのは良いかもしれませんが、逆に言えば夏から秋に産卵が無く消費が減少しているがミツバチはその特性からドンドン持ち込んでしまい、女王が少しづつでも産卵するはずのスペースを圧迫しているという事はありませんか?悪循環に陥らないようにバランスを取ってやらないといけません。
6問題ないようで素晴らしいですね。
7あるとは思えません。
ダニが問題ないのでしたら、私ならまずは夏場の巣箱の置き場所に問題が無いかどうか。
夏に産卵が止まったとしても秋にはもう一度活性化するはずです。その立ち上がりが遅いのかどうか。その時に蜂が持ち帰る蜜・花粉と産卵のバランスが良いかどうか。悪いなら人間が調整するしかありません。またダニがいないという前提ですが福岡県なら4枚群位でも越冬は問題ないかと思います。
あとは6~7月頃に来年への育成群を分割して作っておくのも良いかもしれませんね。
古ちゃん
鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホンミツバチが...
2020/12/19 01:41
ヨウヨウ
長崎県
初めてセイヨウミツバチを飼い始めました。 何をどうすればよいか分からないことだらけですが 一生懸命お世話していきたいです。
2020/12/19 18:20
ミツバチ研究所
熊本県
今更聞けないような事を、初心に帰り相談させていただきたいと思っています。 体と相談しながら無理なく、質の良いミツバチの飼育を目指したい。 2025年春はダニが多...
2020/12/19 23:22
masukawa
福岡県
蜂場の事情で大規模は望めません。 ダニ対策が克服できなければ廃業するつもりです、
その環境で数十年されていてダニを目視した事がない(今年に限ってかわかりませんが)。ダニの可能性を排除したとして。
越冬群1群 自然入居群2群 で7月末に6群で1箱が平均18枚群。
その時点で3群は越冬群と分蜂してきた2群という事かと思います。だとすれば女王の更新はいつされているのでしょう。7月末までに分割・育成していないのなら夏に強勢と思っていた群が一気に減るのはあり得ると思いますよ。また7月末からサイミツし分割・育成だとすれば次の女王が産卵開始するのはまだ暑くさらに一番蜜源が無い時かと思います。
サイミツ時期を1か月早める事も必要で、となると4月末の入居群をサイミツ群として考えずまずは女王更新し次年度期待群として1群を3~5群
に増やす事を優先するのが良いかなと思います。
ダニが原因での不調なら越冬できなかった巣箱を見れば数十年されておられる方なら一目瞭然かと思います。そうではないからこそのご質問かと思います。
さらには蜜源もある程度豊富、周辺にかち合う養蜂家もいない。とすれば文章からしか判断できませんが女王の更新に問題があるとしか思えないのですが。。。
2020/12/20 18:21
sakai
愛知県
愛知県三河地方で趣味で蜂を飼っています。
ミツバチ研究所
熊本県
今更聞けないような事を、初心に帰り相談させていただきたいと思っています。 体と相談しながら無理なく、質の良いミツバチの飼育を目指したい。 2025年春はダニが多...
古ちゃん
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ヨウヨウ
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sakai
愛知県
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sakai
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sakai
愛知県
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ミツバチ研究所
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sakai
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ミツバチ研究所
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