投稿日:2022/2/9 23:36, 閲覧 964
令和3年1月 開花時期を早めるため、花芽のついた株を屋内の窓際に移動させたところ、花芽が全て立ち枯れてしまいました。
空気の悪循環、昼夜の温度差が大、過湿などが考えられました。後に根を確認すると、ほとんど腐っていました。
その後、株の再生を目指して、肥料も水も控えめに管理してきたところ、管理するほとんどの鉢の葉の地際約5cmあたりが竹の節のようになっています。また、バルブも幾分しわが有りこころなしか元気の無い感じです。
手を掛ければ腐ってしまう。掛けなければ痩せてしまう。
このキンリョウヘンたちは、今後どの様な管理を心がければよいのでしょうか?
因みに、花芽は殆ど無く、葉芽が2~4芽/株、有ります。
写真を拝見すると葉全体が萎れ気味になっているので相当水分が不足しています。すでに重態で、今ある葉芽も枯れてしまうし、事によると株全部が枯れてしまう危険があるので直射光には当てないのがいいです。時々鉢だけでなく株全体に水をかけて葉からも水分が吸収出来るようにして春になってサクラが咲き終わるくらいになったら鉢から抜いて枯れている根を整理して新しい用土に植え替え、やはり日影に置き、直射光には当てずにしておきます。健全な株より遅れても新芽が伸びてくれば復活しますがとても細い新芽になって回復させるには3~4年かかります。新芽が出てこないかも知れませんが1年休んで次の年に出ることもあるので葉が落ちてもバルブが生きているうちは諦めないのがいいです。
昨年花芽が枯れてたのですが、前年の夏に用土が古くなって根詰まりして水が残っているようになっているところに水をどんどんやってしまうと根が水浸しになって枯れてしまいます。夏の生育期は毎日水やりをする方がいいんですが、やった水がしばらく溜っているようでは駄目で、すぐに抜けてしまう用土に植えておくのです。
もう一つ考えられるのは一昨年の秋から冬の間にひどく乾かしてしまった時があったのではないかと云うことで、この時に受けたダメージで室内に取り込んでから花芽が枯れ、根も枯れてしまったのかも知れません、キンリョウヘンはひどく乾いても葉が萎れたりはしないので気付かずにいることがあり、1~2ヶ月してから花芽が枯れたり葉の色が変わったりして最悪株が枯れてしまうのです。
山の彦様 お早う御座います。この節は、キンリョウヘンやミスマフェット等この種の欄には元々あるものなので、気になさる必要はありません。
また、キンリョウヘンは、少し水を控えめに育てる方が良いですよ。水が多いと根腐れを起こして枯れてしまいます。育成土壌は、その方の好みですが、私は洋蘭用の土を使用しています。生育が良いのは洋蘭用のバークの様ですよ。
また、急激な温度変化は花芽を蕾を落とす原因になりますので、呉々もお気をつけください。私も経験しました。
色々、勉強してみてください。
山の彦さん 今年の春の開花を目指しておられるのでしょうか。それとも、これらの鉢は、今年の春のニホンミツバチの誘引には基本的に使用しない方向なのでしょうか。それによっても違うように思いますが、基本まず、今植えている鉢を下記画像のスリット鉢のロング5号に換えてみて下さい。それだけでも随分と違うと思いますよ。
キンリョウヘンでしたら、この5号鉢の大きさがいいですね。軽量で扱いやすいうえ、とても安価です。
用土は、私は、ネオソフロンaの中粒だけを使用しています。これだけで十分ですが、もし乾燥が気になるようでしたら、表面に1cmぐらいネオソフロンaの小粒を敷いて下さい。でも、用土よりも、私は鉢をスリットに換える事のほうが重要で影響が大きいだろうと思います。
植え替えの時期ですが、これらのキンリョウヘンを今年の誘引に使用したいのでしたら、植え替えは今の時期は避けたほうがいいだろうと思います。そうでなければ、すぐに行ってもいいでしょうね。
後は、風通しのいい場所に木の板で棚でも作って置いてください。スリット鉢は空気がよく通るので、ネオソフロンaのバークもほどんど腐りませんし、キンリョウヘンの根も腐りません。夏は毎日水をあげ下さい。肥料は、東洋欄用の液肥を1000倍に薄めて、4~8月末頃まで週に1回与えてください。それ以降は一切与えてはいけません。
葉っぱの帯については、画像サイズが小さくて大きくならないのでよくわかりません。
ミスマフェットについては、栽培した事がないのでよくわかりません。
参考
キンリョウヘンは地面に生えているのではありません。
開花調整について 花が落ちたという事は、急激な温度変化があったからではないかと思います。開花調整については、私は、以下の質問のACJ38さんの方法を参考にして、例年3月下旬頃に開花できています。
2022/2/10 17:48
2022/2/10 10:13
2022/2/10 00:16
T.Y13 群馬の山さんさん 理論的に詳しくご教授していただき、感謝いたします。
2022/2/10 21:02
Birdmanさん 詳しく解説いただき、ありがとうございます。
4月になったら早速取り組みます。
現在は、枯れた根が更に腐るのを防ぐため、葉水のみの潅水にとどめています。
2022/2/10 23:35
ブルービーさん ありがとうございます。
バーク材は経年変化に応じた管理が必要とのことだったので、私は軽石を使用しています。
やらかしは、皆さん通る道なんでしょうかね、頑張って復活させます。
2022/2/10 23:14
Birdmanさん ありがとうございます。
今年の開花は期待できません。来年の開花を目指します。
鉢内がどうしても過湿になってしまうので、4月になったら、パイプのこぎりでスリットを入れてみようと思っていたところです。発想はよかったということですね。
自生キンリョウヘンの記事は以前に読まさせていただき、感動しました。
2022/2/10 23:27
山の彦
静岡県
令和5年春、初の冬越し成功で喜ぶもつかの間、次から次にやってくる難題に右往左往。毎日ミツバチQ&Aで修行中です。 山の神から、「頭の中は95%が蜜蜂の事」と、お...
山の彦
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T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。
ブルービー
福岡県
昭和29年、福岡県京都郡みやこ町生まれ。(現在もみやこ町在住) 令和2年に二ホンミツバチさんが2群来てくれ、養蜂開始 ユーザー名は、ブルービー(幸せの青い蜂:ナ...
Birdman
広島県
2020年にたまたま分蜂群を捕獲し、それは友人に譲ったのですが、その感触から急にまた飼いたくなり、2021年からまた本格的に飼育を始めました。
Birdman
広島県
2020年にたまたま分蜂群を捕獲し、それは友人に譲ったのですが、その感触から急にまた飼いたくなり、2021年からまた本格的に飼育を始めました。
Birdman
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