日本蜜蜂の待ち箱・重箱式巣箱の外側に、ペンキ・防腐剤を塗るとどのような影響がありますか？
待ち箱・重箱式巣箱の外側に、ペンキ・防腐剤を塗ることについて、何かデータはあるでしょうか。
厚い板なら防腐不要といった前提の否定や、自然なものが良いに決まっているといった個人的なご意見でなく、データを求めております(二重盲検法とまでは申しませんが)。
全く同じ運用で、ペンキ・防腐剤を塗ると入りにくい、逃亡しやすいといったデータがあるか、どんな溶媒(手近な範囲で水性、油性、ラッカー)だと良い／悪い、どんなタイプ(普通のペンキ、ニス、改良クレオソート、キシラデールｅｔｃ)だと良い／悪いといったデータがあればお教えください。
はじめまして。
木材防腐剤メーカーの株式会社吉田製油所と申します。
残念ながらご質問の件は試験が確立されていないので
お答えができません。
しかし、木材防腐剤に配合されている殺虫成分は
セイヨウミツバチに悪影響があることを確認できました。
また、多くの殺虫成分には忌避効果があるので、何らかの
悪影響があると考えられます。
さらに油性塗料の溶剤臭が嗅覚が非常に良いセイヨウミツバチに
影響していると考えています。
そこで弊社ではセイヨウミツバチに優しい木材防腐剤
「クレオハッチャン」を開発しました。
ご参考にしていただければ幸甚です。
・クレオハッチャンのパンフレット
ペンキは、外側だけなら塗ってから臭いがとれるくらいおいて使用すれば何ら問題はないと思います。ときどきカラフルな巣箱も見られます。私は、底板だけ防水として塗ったものを使用しています。
日本みつばち巣箱にペンキ塗装したことはありませんが、
以前西洋ミツバチ巣箱に白いペンキを塗ったことがありました。塗ってない巣箱の方が長持ちした様に記憶しています。搬入された花蜜の水分などが内に籠るというか、常に木質部が濡れてる状態で腐るなが以外と早かった様な・・・
日本みつばちより湿気に弱い感がある西洋ミツバチには、健康面だけでなく越冬成績にも悪影響を及ぼすと思い以降塗料は使用していません。
