自然入居した待ち箱の回りに、30匹前後のKウィングの蜂が徘徊しています。待ち箱の中にもKウィングの蜂が見られます。アカリンダニが寄生しているものと思われます。家畜保健所に検査を依頼する予定です。
当面、飼育場には移さず様子を見ようと思っています。
皆さんならば、どうされますか? 蟻酸などで治療を試みられますか?
アドバイスをお願いします。
活動場所 :東京都
活動場所 :宮崎県
活動場所 :千葉県
富山の金さん こんばんは! 2018年以降、アカリンダニによる日本ミツバチの消滅が全国各地で頻発し、メントールによる予防も被害を防ぐには不充分なようです。蟻酸を治療薬として用いますが、何れも動物薬としては承認されていませんので自己責任において使用をお願いします。濃度の高い蟻酸は劇物のため、取り扱いが可能な蟻酸をご紹介します。防御メガネとゴム手袋を着用し、飛散させないように安全に作業を行って下さい。
蟻酸の入手先:田中直染料店(蟻酸76%液)
検索:http://www.tanaka-nao.co.jp/shop/232-020-40.html
【治療薬の作成法方】
ご紹介の蟻酸は76%の為、50%に希釈して使用します。清水(水道水)を撹拌しながら蟻酸液を滴下しますが、清水30㎖に対し蟻酸60㎖の比率で滴下すると約50%の蟻酸液が90㎖完成します。保管は遮光瓶に劇物と表示して、日光を避けて温度変化の少ない場所に(常温)厳重に管理をして下さい。
【治療法】
蟻酸の投薬には、天井板の上にトレイが設置できる空間が必要です。
蜂の命を優先する場合にのみ治療を行う。要領はトレイにキッチンペーパーを敷き蟻酸を20㎖滴下して、天井板の上に設置する。5日の周期で4~5回程度行うこと1クール。およそ以上で終息しますが、改善しない場合には、繰り返し1クール行います。早期発見、早期治療がキモとなります。尚、副作用として女嬢王蜂の産卵の低下や最悪の場合、群れの逃去や消滅に繋がるため長期間の使用には注意が必要です。
活動場所 :埼玉県
活動場所 :福岡県
niyakeodoiさん、さっそくのアドバイス、ありがとうございます。
書き忘れましたが、待ち箱ということで、ベニヤ板の天板しかつけていないため、蟻酸を上から処置することが出来ず困っています。すでに巣板が5枚作られていて、スノコに交換するのも難しい状態です。逃去するのも覚悟して天板に穴を開けてその上に薬室を作り蟻酸を処置しようかと考えています。
富山の金さん 四隅と中央付近に6㎜の穴を開けトリカルネットで遮断して蟻酸を処方します。昇華は、気温が18~30℃の範囲で治療の効果が期待できます。夏季の使用は厳禁です。
niyakeodoiさん、ありがとうございます。
穴を開ける際の振動で逃去するのではないかということが心配で躊躇していましたが、ダメもとでやってみます。
アカリンダニに感染して重症であればクリスタルは効果がないので、蟻酸で処理するしかありません。
クリスタルの方は予防で、蟻酸は処置です。
アカリンダニが蔓延していれば、蟻酸以外の処置を私は知りません。
少数であれば、そのままと言いたいところですが蔓延するので蟻酸処置をおすすめします。
活動場所 :三重県
Bee Questionさん、ありがとうございます。
一昨年の初冬にアカリンダニ対策として蟻酸処置を行いましたが、その群は消滅してしまいました。気温が低かったことで気化が進まなかったためかと考えております。この時期ならば効果があるかもしれないですね。
富山の金さんへ
私も初入居の群れが、一昨日1ヶ月も経たないうちにアカリンダニに襲われました。家畜保健衛生所に相談しましたが、薬剤による効果は期待できないので、焼却処分しかないということで、昨日の朝焼却しました。ついでに箱も内外を火で炙って消毒しました。
shuさん、ありがとうございます。
焼却処分ですか。悲しすぎます。
幸い他の群の飼育場所からは離れた所での入居だったので、そこには移さず、この場所で蟻酸を使って出来るだけのことはやってみようと思っています。
やはり、9匹中6匹からアカリンダニが見つかったと連絡がありました。
富山の金さんさん ご連絡ありがとうございます。
蟻酸を今までも使われたことがありますか?家畜保健衛生所の方によると、ダニもミツバチも節足動物で、ダニだけを駆除することは難しいと言ってました。
shuさん、返事が遅くなってしまいました。
昨年の初冬にアカリンダニ対策として、1群に蟻酸を使いましたが、気温が低かったためか効果がなく群は消滅してしまいました。
今回の群、放っておくと消滅は免れないので、出来るだけのことはしたいと思っています。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。