いつもより1~2h遅い時騒ぎの後、15時頃に底板の金網下に蜂塊が形成されてきました。このように小さな蜂玉でも分蜂なのでしょうか、それとも交尾飛行に出かける準備なのでしょうか。収容した群が無王群の場合に蜂群は元巣に帰って行くのでしょうか。3日前にも同様な大き目の蜂玉を見かけました。
7/19に第二分蜂した元巣の底板です。
参考: https://38qa.net/blog/4830
ACJ38 さん、今晩は
私も丁度 本日、小さな「分蜂?」があったので、このQAでお尋ねしようと思っていたところです。 奇遇ですね
私の本日の「分蜂?」らしきものは、以下の写真のとおりです。
その後の経緯
❺蜂球の中に女王が存在するか、木の枝で確認するも、蜂球がもろくも崩れ、蜂が四散する
❻散らばった蜂群が再び集結し同じ場所に、同じくらいの大きさの蜂球を作る
❼2017.8.2 の 17時現在も飛び立たず現場に滞在
私の経験則から、ACJ38さんの群れも私の群れも、無王群の可能性が高いと推測します。 私も皆さんのご意見を伺いたいと思います。
追伸
本巣の中はご覧のとおりです。顕著な変化は認められません。
山田 案山子さん こんばんは、偶然にも同じ日に同じ現象ですね。
当方では蜂友さんからいただいた2017/4/16の分蜂群の飼育を始めた入門生です。唯一の群から早すぎる夏分蜂を経験し右往左往しています。経緯は以下の通りです。無王群の場合でも何故蜂玉が形成されるのか、誰(どの蜂)が指示を出しているのか疑問だらけです。
7/10:第一分蜂 蜂玉は形成されずに蜂雲が遥か彼方へ飛びさりました。
7/19:第二分蜂 今回と同じ底板と近くの樹木幹に蜂玉形成し、重箱に収容、5日目から花粉団子の搬入確認済
7/26 底板に蜂玉形成するも収容失敗し、女王蜂の死骸を翌朝発見
7/31 底板に蜂玉を確認
8/2 今回のご相談内容の通りです、回を重ねる度に次第に蜂玉の大きさが小さくなっていきます。22時現在も同じ状態でいます。よく見ると、金網の上側にもかなりの蜂が相対しています。普段の夜間には金網の上に蜂が居ることは稀です。
第一分蜂の後はさすがに蜂数の減少が著しく、初めて巣板が露わになりましたが、第二分蜂の一週間後には蜂数が増加しつつありました。
今回は明朝にでもザルネットに取り込んで暫く様子を観ようかと思っています。女王蜂がいればネットに収容しそこねた蜂が集まってくるのではと考えています。
「7/26 底板に蜂玉形成するも収容失敗し、女王蜂の死骸を翌朝発見」が確かなら、無王群ですね。
底板で発見されたものはその残党だと思います。何らかの理由で女王が死亡したと思われます。 何回も取り込んでも、群れの中心となる女王不在なので、群れの再生は困難だと思われます。残念ながら少しずつハチの数が減って、早晩消滅すると思います。 なお、分蜂をリードするのは働きバチだそうです。
山田 案山子さんおはようございます。
分蜂のリード役である働き蜂が7/26,7/31,8/2と小蜂球を形成していることは何らかの環境の不満を訴えているのかもしれません。有王群の場合に雄蜂の占める割合が何パーセントかは分かりませんが、この3回ともおおよそ20〜35パーセントと思いの外多いような気がします。何となく無王群とはわかっていても、もしかしたらという思いと性分から蜂球を見るにつけて捕獲したくなってしまいます。みつばち達のためにはこのまま様子を見ていた方がよさそうですね。
ACJ38 さんのお察しのとおり、私も「何らかの環境の不満を訴えているのかもしれません」というご意見に賛同します。
また、蜂球が形成されつつある時に、女王が合流する直前に何らかの事故または、合流を阻む事由が生じたとも考えられます。
このような、「分蜂未遂」「分蜂不全」はなぜ、起こるのでしょうか?
山田 案山子さん こんにちは。
「分蜂未遂」「分蜂不全」「分蜂もどき」の理由はわかりませんが、何がきっかけであったのか記憶を辿ってみると、7/10の第一分蜂の後が初めてで、第二分蜂直後にも相当大きな蜂玉が底板の金網下に形成されました。以降おおよそ一週間サイクルで日中に底板の金網下に蜂玉が形成されて夜間は解散し、7/31以降は多少の増減はあるものの昼夜に底板の金網下に蜂玉が持続されています。
第一、第二分蜂及び7/26の大きな蜂玉形成の直前は時騒ぎがありましたが、7/31以降の分は平穏の中に底板の金網下に蜂玉を形成し、採蜜からの帰巣蜂の内、普通に巣門に入る蜂と金網下に行く蜂に分かれています。どうやら、外勤蜂が金網を経由して内勤蜂に蜜を渡しているようです。更に、金網下には雄蜂が3~4割を占めているのも特異的です。
このように環境の変化は夏分蜂がトリガーの一つと考えられそうです。
理由は不明ですが8/8より底板の金網下への蜂玉は形成されなくなりました。その代わりに雄蜂10~15匹が底板の金網下に直行飛来して巣門には入ろうとはしません。一方働き蜂は巣門に直行し金網下には行かなくなりました。