マツタケと地震。
まずは能登地震で亡くなられた方、被害に遭われた方に心よりお悔やみと、お見舞いを申し上げます。
松茸山を管理している者として、毎年シーズンになると全国のマツタケ情報を入手し、敏感に反応するのはやむを得ませんね。
マツタケの出やすい条件には多々ありますが、その中で8月に適度な雨が降り、山を湿らせる。9月中旬から下旬に台風がやって来て適度な雨と風があればとても出やすくなることは過去に体験しております。
雨は理解できますが、何故、風なのかが疑問に感じる方がおられると思いますが、これは風により松の木を揺らし、それが根っこまで揺らし、土に刺激を与えればマツタケが出やすくなるのも体験済みです。少し大げさかもしれませんが地面を動かしています。
また、私が歩く松山の山道も刺激を与えているので、よく出ます。
ここからが本題です、昨年は全国的に不作で、少し遅れ気味に気持ち程度に出た地域もあったようです。しかし、いつもは全く聞いたことが無い地域で突然10月後半に大豊作とのTVニュースがあり、これが能登半島だったのです。
地震学者では無いのでなんとも言えませんが、是非、学者の皆さんには大地震の予兆は昨年秋に、この地域の地面が動いていて予兆はあったのでは?、マツタケの大豊作と大地震との因果関係を調査願いたいものです。