古く生まれた順番にはっちゃんたちはいなくなっていきます。1日千個の卵を産むと言われますが、40日経ったら同級生は何匹くらいになっているのかな。。。
児出しされて羽化する前に減って、内勤の間にはそれほど死なないとして、初めて飛び立つ時に失敗して墜落、トカゲに喰われ、下手くそに飛んでたらツバメに喰われ、蜘蛛の巣に引っかかり、花まで辿りついたらカマキリに捕まって、戻って来れても巣門のところでシオヤアブやキイロスズメバチに連れて行かれ、、、そんな危険と隣り合わせの毎日を奇跡的に生き延びて寿命を全うする時、いったい何匹くらい残るのかな。今日いなくなった数がきっとその数だ。
最後に死ぬときって電池が切れるようになるのかな。ブブブ、、、あれ?、、ブブブ、、、高度がだんだん下がって地面が近くに見えてきて。この花粉を届けなきゃと最後の力を振り絞って、ハイこれよろしく!って言ってパタッと死ねるハチは幸運ですよね。
冷え込む夜はみんなで暖め合わないと凍死してしまうかもしれません。寒かろうと、窯の中にひよこ電球を入れてみた。ひよこを保温する専用の電球(カバー付き)で、外見は普通の透明裸電球なのですが、フィラメントだけがほんのり赤くなる電球です。遠赤外線でじんわり窯を温めてくれるかと思って。。。
ところが先日、ミツバチサミットの日にハッチ@宮崎さんが見にきてくれて、それを見るなり「必要ないです」と一蹴(;;)よくよく考えてみると、、、窯を人工的に温めたりしたら無駄にエネルギーを消費し、蜜も消費する。最低限の発熱で冬を乗り切ろうとしてるのに、巣内で動き回ったら寿命だって縮まってしまうかもしれません。実に愚かな私の浅知恵だと反省いたしました。
みんなで身を寄せ合っています。