Question

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/042/4293698996395246980.jpeg"]

冬越しした重箱５段群、１回目分蜂から約４０日経過しました。画像の中央部の白い巣板部分では新女王の産卵が確認できました。今後新蜂が活躍しだすまでは箱内が手薄となってしまうため、新巣の周りの古い部分と、重箱上段（１～2箱））の空巣は除去したほうが良い。←この認識で正しいでしょうか？

古巣は思いのほか粘りと結束が強く、掴むと潰れてしまい千切り取ることができません。無理をして取り返しがつかなくなることを危惧して作業は中断しました。何か良い方法・道具などがありますか？

重箱を除いた重量は約１６．５㎏（蜜＋蜂＋巣板）でした。（画像の最手前巣落ち防止棒は重箱５段目のもの）

★追記

「古い巣板の人為的除去」について、【違う方法、考え方で行っている】【放任】などのご意見もお寄せください。

Answer 1

古い巣板の人為的除去の理由と方法 … 理由❶育児歴ある巣板はスムシに侵食されやすい。❷女王は古い巣板への産卵を嫌う。❸入居三年目には巣板が古くなるため、巣板を切除して更新しない場合はほとんどの群が転居する。

方法 … 動画をご参照ください。

新巣の周りの古い部分 … 空巣であれば切除するのが望ましいが、切除は必須ではない。根拠：一番外の巣板は育児歴が無いことが多いため、スムシに侵食されることは少ない。蜂に覆われつつある。

重箱上段（１～2箱））の空巣は除去したほうが良いか … 最上段は切り取ってよい、次段はひと月後に様子を見て判断する。根拠：次段は育児に使われている可能性がある。

掴むと潰れてしまう … ハサミや刃物で切り取る。

下記動画の 2:10～ をご参照ください。

Comments

葉隠さん いつもわかり易い説明と動画をありがとうございます。

とても勉強になります。❷「嫌う」←産卵無いわけではない。無理をして除去しなくて良かった。潰してしまった部分に、避難していた蜂達が急いで集合してきたのは、まだ利用価値があるからだったのかもしれません。

古巣の除去は潰したところを蜂がどのように処置するか見た後に判断しようと思います。その前に最上段の除去を試みます。スノコの間から割り箸を差し込むと僅かに蜜が付着する程度なので、これ以上貯蜜される前にスムシ侵入の有無確認も含めて実施したいと思います。