投稿日:2時間前
【相談内容】
(例:採蜜の時期、採蜜方法、蜂蜜の保存方法など)
【飼育状況】
- 飼育開始時期:2020年1月
- 巣箱の種類:日本ミツバチ
- 現在の貯蜜状況:恒温器
【質問の詳細】
ニホンミツバチ飼育者のみなさんにお伺いします。巣箱の設置場所は、自宅の敷地内という方から、車で移動が必要な場所という方まで様々です。距離によって管理のしやすさも変わりますね。そこでアンケートです。自宅...
T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。
これはその地域の流蜜状態で大きく違ってくるのでどの時期に採蜜するとかは言えません、要するに貯まったら採るという事です。
採蜜量も花が多い所では年に2回とか3回採蜜して20キロも30キロも採れる所もあれば蜜源が少ない所ではほとんど採れない所もあります。それとその地域に多数のハチがいると貯蜜量が減ってしまうのです。
採蜜の方法は重箱飼育なら上段から蜜を貯めていき、巣板が下へ下へと伸びるので空の巣枠を下に入れてやり、貯蜜されている所は巣箱の側壁に巣を固定するので、これを残して何段かを切り取れば巣が落ちる事はありません
ただ重箱飼育での採蜜は花が少ない蜜枯れ期にやるとこぼれた蜜の匂いに惹かれて周辺のハチが集まってきて大変な事になるので注意が必要です。
また巣枠を入れて飼育すればハチが増えると巣枠全部に貯蜜されるのがあるので、これを取り出せば採蜜出来ます。
こうして採取した巣板からの蜜の分離は垂れ蜜と呼ばれる方法で、巣板を軽く砕いて濾し網の上やふるいの上に置き、濾し網から滴り落せばきれいな蜜が採れます。砕き過ぎると巣のかけらなどが混入し易くなります。
巣枠飼育なら洋バチと同じ遠心器にかける事も出来ますが、ニホンミツバチの巣はもろいので隔王板などを添えて掛けないと巣が崩れてしまいます。ニホンミツバチは巣が薄いので蜜蓋切りがうまく出来ないのと古い巣はハチが嫌うので苦労して巣を残しても再利用は疑問です。
幼虫やサナギも混在している巣枠が多くなるのですが、幼虫は遠心器にかければ飛び出すので出来ないですがサナギならゆっくり回せば採蜜出来ます。