5月下旬になって、とっくに奄美大島は梅雨入りしてしまったのだが、未だ流蜜と花粉搬入の状況は悪くない。旧王群は、未だに分封熱を起こさない限りは、どんどん雄蜂を生産する。
何が流蜜しているのかいまいち解らない状況だが、ヤンバルアワブキという植物の開花が目立つ。また、イジュも開花が始まった。このイジュの花が終わった後は、残念ながら奄美大島からは暫く一輪の花も無くなってしまう。
最近考案?した最新式のドローントラップ。な、なんと、給餌機能付きである(笑)!意図的に作らせるには、育児圏のすぐ脇辺りに適切に配置しないといけないので、あんまし使いやすい物でもないのかな?どのみち手狭な7枚箱ではコレが一番いい気がしてきた。
新王が交尾完了後にシュウ酸処理(処方に基づく)。有蓋蜂児がほぼ無くなった蜂群、今ばかりはダニに安全な隠れ家が無い!当然、この処理直前に雄蜂の巣房はスクラッチャーで破壊してしまう。
割り出しの元群でも、有蓋蜂児を可能な限り召し上げ雄蜂巣房も同時に破壊してしまえば、効率的にダニを死滅させられる。
雄蜂セルの切り取りと、シュウ酸処理が使える間は、正直ダニは大して問題にならない。だが、今後雄蜂が生産されなくなり、蜂が増えなくなってからが問題だ。ギ酸使用を検討すべきか悩み中。とりあえずは最終手段としてアピスタンも少数常備しておくべきか。