当日の朝、ちびっ娘達の巣箱内での引き留め効果を狙って、4:30から越冬2群の盛上げ巣を撤去しました。 A1群(分蜂5回)はわずかな巣脾と貯蜜でしたが、A2群(分蜂3回)は立派な巣脾と(部分的ですが)たっぷりな貯蜜でした。
空散の実施判断をする5:00に 実施側の責任者の訪問があり、無風を確認したので、Goサインを出しましたが、機材の到着が遅れ、実際に作業が始まったのは5:30頃となり、10:30頃には今日の散布は終了しました。 今朝まで巣箱周囲での大量死は確認されていません。 雨はもうたくさんなのですが、夕べから降り続いた雨は、本当に有難いものでした。 とりあえず空散後のちびっ娘の外出自粛要請は昨日だけで済みましたが、今後1週間の中で農家独自の散布がありますので、気が抜けません。 … 被害が出ると、誰もが不幸になってしまうので、ベストを尽くします。
≪エピソード≫ 散布が始まり無人ヘリの音が聞こえてきた時、それを遠目に見ていた私にまとわりつくちびっ娘が1匹、そしてもう1匹。 タイミング的に 『何が始まったの? やめてよ!』 と必死に訴えかけているように見えました。
そこへ責任者がやって来て、ヘリを眺めながら立ち話となり、「スズメバチ駆除には粘着シートがいいですね。」と言うので、『それは生態系に対しても 人道的にも、そしてニホンミツバチ達にも良くないので、ハチの巣コロリも含めてやらないように!』と指導しました。 何かそうしている間に 私にまとわりついていたちびっ娘達が隣の不審者(?)の周りに。 ⇒ 「あああ、これってミツバチ達が怒ってるんですか?」 と言うので、『状況からすると それしか考えられませんね…。 刺されないようにするには、手で払ったりしないで、ゆっくりこの場を離れてください!』 と言ってご退散いただきました。 … きっと仲間に興奮してこの話をしたのではないかと思います。 〔早朝の採蜜で蜜の匂いが私に残っていたのが原因でしょうが、うちのちびっ娘達のふるまいはナイスでした!〕