何事に付けて初めて経験する事ばかりなので、何から手を付ければ良いのか悩みが多々あります。取り敢えず最大の目標は越冬です。越冬にはアカリンダニ対策で、巣箱をコンパクトにした上に、食料になる貯蜜が多量に必要との事です。冬を迎える目標として、巣箱4段が巣脾で満たされた状態としました。8月に巣落ちした巣脾も急速に成長し、隣の巣脾とのバランスが丁度良い程の成長ぶりです。4段目の巣箱が保々一杯で、この先1段程の成長が見込まれそうな背景から本日の採蜜としました。
朝7時開始しました。天板や1段目の巣箱を叩き、頃合を見て天蓋を外しましたがまだ沢山の蜂さん達。困ってビーサイレントを使用しました。
前日に用意していたの(写真左3倍希釈液)を20〜30cm上から3回程噴霧しましたら一瞬驚いた様に飛び廻り、直ぐに居なくなりました。素晴らしい鎮静効果に驚きました。簀子を外し巣箱の中の様子を見て、1段目をワイヤーカットしようとすると、まだ巣脾の間に沢山の蜂さん達。エアブローで下に追いやりカットしましたが、外した巣箱の中には多くの蜂さん達。巣脾も蜜で満たされては無い様子。
活発に活動してると思っていましたが、貯蜜量が少ない事は一目瞭然ですね。
新しい簀子に交換して、メントールを戻して減箱は完了です。
たれ蜜で1,205g
人工圧搾で945gの蜂蜜が採蜜できました。
蜜漉しはヨトリヤマの80メッシュです。知多半島日本蜜蜂愛好会様がhpを通じて紹介(ご紹介では40メッシュです)されてます。
たれ蜜の蜂蜜を瓶に詰めて、お世話になった方々や、ご近所さんの方々にお配りしました。因みに、たれ蜜の糖度は76%でしたので、早めにお召し上がり下さい、と付け加えてお渡ししました。
残った人工圧搾の蜂蜜は、家族皆で頂き堪能したく存じます。
採蜜後の巣箱前で、賑やかな定位飛行です。この娘達が外勤で活躍する日も近いと思います。活躍に期待したいですね。
余録
サツマイモの試し掘り収穫を行いました。
3株を掘り上げてみました。どの株も1株当たり3個の芋が出来ていて、夏場の天候不順による生育不良を心配しておりましたが、大丈夫そうな様子です。
因みに品種はシルクスイートです。通常必要な糖度上げが要らない位、掘り上げて直ぐでも甘くて美味しいネットリ系の品質かと存じます。