丸洞を5個作製している。刳り貫きは終わったので天板を付けるなど仕上げに入る。
先日から13mm板厚など空箱の温度測定をしてきたが、出来立てほやほやの水分を含んだ丸洞も、本日から温度測定に加わる。
丸洞には巣落ち防止棒用の穴をまだ開けていないので、温度測定の都度天板を取り外すので、中の温度が漏れて正確な測定とは言えない。しかしながら傾向としては結果が出たと思う。
分かり切った事を今更私は理解体験しているのだが、板厚が薄い巣箱は日射の影響をモロに受ける。
太陽が当たると急激に温度上昇して、陽が沈むと急激に温度が下がる。
同時に外気の影響も受けるので板厚が薄い重箱は一日の温度変化が大きなものになる。
その事は予測どおりであるが、だからと言って日本みつばちが喜ぶ温度環境がどのようなものかは、養蜂を数年行い、生き残り数が多い方が良い巣箱と言える。
しかしながら、生き残るかどうかは病気もあるし、蜜源の量もあるし、多くの要因が考えられるので、一概には言えない。
核心は持てないが私の養蜂は今後板厚の大きい巣箱を主としたものに変わって行くと思う。
*************************
*****で*****みつばちレストランへ***
草刈りも大方終えた。それにしても蜜源植物の苗木の多さには、手を焼いた。
苗木が多くては草刈りも出来ない。
養蜂は赤枠の1群だけ。この林(みつばちレストラン)には待ち箱が全部で3基ある。
蜜蠟は塗る。ざらざらした日本みつばちが好きそうな樹木には蜜蠟を塗って巣球を作るのを見張る。
初めての事なので強制捕獲が上手く行くかどうか、不安である。
この辺りには大木で洞があるものは少ないと思う。
どこぞの天井裏に入り込んで、殺虫剤で殺されてしまうよりは、強制捕獲でもなんでも私が捕まえる事の方が良い事と決めた。
今日は初夏のように暑いので、蜂たちは盛んに出入りしている。
**********生き物たちの森へ***
森に入ったら鶯が鳴いていた。もう春だ!
昨日から作りたての丸洞の中に温度計を入れてあるので、さっそく温度を調べた。
9℃だった。
グラフだけでは実態が読みにくいので、測定時刻の陽当たり具合を見る為に写真を撮った。
1時間毎に温度測定をして、写真を撮るつもりが11時の時は忘れた? 無い。
11時の陽当たりは12時と同様だと分かってはいる。
日誌をまとめていると、HCから電話が入り、注文していた手動のドリル(昔の大工さんの道具)が届いたとの事なので、森に行く途中なので取りに行く。