これは あくまで私が個人的にトライアルでやっていることなので、良い子は安易に真似しないでください。 私も今は 張り込んでいられる あるいは こまめに巡回できる時にしかやっていません。
何をかと言うと、『巣門前での少量の給餌』です。 但し使っている給餌液は、ツユクサやレタスの搾り汁を加えた砂糖水です。 基本的にこの給餌液をちびっ娘に与えるのは、自然由来のシュウ酸を摂取させるためですが、襲撃してきたスズメバチの気を逸らせて 補食されるのを少しでも低減できないかという期待もあって、強勢群に対してのみトライしています。
本日昼過ぎに給餌しましたが、10分後に下のような熱殺蜂球を確認。 中身はモンちゃん。 ・・・
この場所で仕留められているということは、恐らくネットに張り付いてちびっ娘を襲って 必殺技の軍門に下ったのだと思われます。 … 実際 腹部の中には給餌液はありませんでした。
そんなことをしている間に、別のモンちゃん来客。 観ていると 最初はネット越しに捕獲トライ、らちが明かず、ネット内に潜入。 巣門前に並んだちびっ娘達にアタックするも失敗。 そのうち甘~いニオイに気づき、給餌皿へ。 近寄るちびっ娘は追い払われますが、すぐに皿に戻ります。 … 勿論ネット内に入ってくれれば容易に駆除できます。
さらに全く同じパターンで別々にモンちゃん2匹が来訪しました。 行動と運命は同じです。
そろそろ引き上げようと思っていたら、何と“オオスズメバチ 2匹”のご来店。(オオスズメはつるんで餌場探索をするのかも?) ここは駆除よりも観察を優先すべし!
観ていると 1匹は巣箱の周囲を飛び回って偵察行動。 もう1匹はネット内に侵入して、ちびっ娘を捕獲するというよりは威嚇。 そのうちモンちゃん同様 甘~いニオイに誘われて皿の方に。 皿の上方のネットに肢を掛けて逆立ち状態で給餌液を摂取。 1分ほどその状態でしたが、オオスズメバチのニオイ消し成分の入っているであろう給餌液なので、嫌気をいだのか 相棒と共に逃去しました。 (今回はオオスズメバチを手にかけることがなく、良かったです。)
オオスズメバチが襲ってきた後は、ちびっ娘達は アブダマン・シェイキングではなくて、ニオイ消しに励んでいました。(給餌液が役立っていれば嬉しいです。)