2021年10月5日(火)、天気:晴れ。
10月になったので流石に重い腰を上げ、採蜜を開始しました。
依頼されていたサンプル採集3ヶ所の内、まずは10/2に姉宅裏のヤマモモ群から。
結果を先に言えば、ここの群が一番蜜が詰まっていて糖度も高かったです。但し、あくまでも3群中ではの話で77.5~78.3度だったと記憶しています。(箱内での平均値は不明)
次いで10/3にはご近所に置いてるT地東群から。
我が家周辺の6群中最後に残ったまともな群ですが、一時期はコンコンやると、1段目は重い音がして蜜が詰まって居そうだったのに、最近はオオスズメバチによる籠城で蜂蜜を食べてしまったんでしょうね。音が軽くなっていました。
蓋を開けてみると盛り上げ巣も作らず、1段目には蜜が無い(1段目の1割有るかどうか?)。仕方無く2段目を切り取って…、少し悩んだけど、1段目を戻して置いた。これからセイタカアワダチソウを始めとする秋の花で、果たして埋められるだろうか?何しろオオスズメバチの脅威が消えない事には・・・?
結局この箱には蜜蓋が6~6.5割と言った所でしょうか?春蜜採種で巣落ちした、両角の2枚には蜜蓋が無いに等しく、糖度は薄いどころか蜜蓋内で泡立ち始めていました。
何だか嫌~な予感!過去の経験では2度だったか?(3度だったかも?)ハチミツが泡立っていた群は調子を崩し、消滅の運命を辿っていましたから。
そして今日、10/5にはH地南群からの採蜜。
6段中、蜜蜂は5.5段までいっぱい居たのですが、蓋を開けてみると蜜蓋の無い所も散見された為、1段のみの採蜜とする。
↓1段目上面。
↓2段目上面。
他にサンプル対象外ですが、ついでにH地北群も採蜜しようと天板を取ってみると、巣板はスッカラカン!
打音では1段目も2段目も3段目も軽い音だったので、うっそ~!と開けたものだったので、もうそれ以上触る事なく、蓋を戻しました。
う~ん、このまま空の状態だとスムシが心配です。貯まらないなら切り取った方が良いのですが・・・?いつもながら悩みます。
↓1段目上面。
その後は、ご近所の方の田んぼに行ってレンゲの種蒔き。
春に姉宅で採取した在来種ですが、その指導とお手伝いです。でも、長い事雨は降らず、これから先も降りそうにない・・・。
写真は蒔いた量の3/4です(1/4はあちらに)。田んぼとは言え、長年植えて無いのでレンゲ用の根粒菌を十勝農業(協)に注文しました。
今年も昨年同様で根粒菌「まめぞう」682円(税込み)+郵貯からの振り込み手数料220円=902円で済みました。しかも宅配便なのに送料無料。
ところで今年のブドウは散々でした。
まず摘粒時、房内での病害虫粒、小粒と捨てて行くとまともな粒はほんの僅かで袋掛けも悩むほど酷い物でした。そして熟れ始めは例年より遅く、熟れ始めたと思っても雨が続いたために甘みは乗らず、風味も無い、まったく美味しくなかったんです。それがやっとしばらく前から甘みと風味が出て来たんですが、まだ熟れずにぶら下がっている袋が複数有ります。でも、残っている物はもう、そんなに良い物は残って無さそう?
↓腐ってる粒はほぼ捨てました。飴色になると美味しいのですが・・・。