端材…というよりも、自作巣箱の余ったパーツを使い、捕殺器を作る。
着想元:http://urasoe-apiary.sakura.ne.jp/exp2/exp20151113.html
※ コガタスズメバチが、ミツバチを巣門前で捕獲した後の飛翔軌道を考慮し、捕殺する設計。ミツバチを捕まえた後に地面に落下するコガタスズメバチを逃がさないよう、捕殺器に「底」がある構造をしている。
実際はこんな風に作ってみた。
…着想元と全然違うじゃねーか!と思われるかも知れないが、ちゃんと理由がある。
・寸法書いてないから、僕の脳みそじゃ何をどうすりゃいいのかわかんない(爆死)。
・水平方向に飛び出した「もんどり」が、嵩張って嫌だし、ここからどうやってスズメバチの死骸出せばいいのか不明&解決方法を思いつけなかった。思いつく頃には冬になりそうなので考えるの止めて手を動かす事に。
従って、基本寸法は、手元の大量にあるコレを実測し丸パクリする事とした。
http://shop.mamuro-yoho.com/shopdetail/000000000093/hornet2/page1/recommend/
※ …ねあがりしてる、ような。きのせいか…うん、きのせいにしておこう。(´;ω;`)
2基製作したので、とりあえず通常の捕殺器に混ぜて、3日ほど放置してみた。
…まぁ何だろうか。ミツバチ&スズメバチのアプローチが捕殺器の上からでも捕まえれん事は無い、といった所か。
〇思いつくメリット
・捕殺器に「底」がある構造をしているので、巣箱を僕のようにかさ上げしていても、捕殺器の捕殺効力が低下しない…だろう。と言うかコレぐらいしかメリット思いつかん。
・もしかしたら、関係無い生き物の混獲が減るかもしれない。…現状、かもしれないに過ぎんが。
×デメリット
・工作が相当面倒くさい。切り出し・組み立て。さらにここから針金を切り出して張りつける。もちろん、ここまで労力をかけたとて、材料費はタダとはならない。
・捕殺器に「底」があり塞がっているせいで、重ねて保管がしづらいのでは…コレが1個や2個、10個ぐらいまでだと問題ないだろう。しかしコレが50個も100個もあったら、養蜂家100人中500人は発狂するに違いない。なお僕は完成品を手に取り問題に気づいた瞬間ムキーとなった。
時間かけ作っておいて何だが、コガタスズメバチより少し小さいキイロスズメバチだって通常の捕殺器にいっぱい引っかかるので、通常の捕殺器でコガタスズメバチ対策は十分のようにも考えられる。
だが物は試しだ。もう少し様子を見る事にする。初夏等に使って、クマバチ等の混獲が減るのなら採用価値はあるのかも知れない(いやそれ誰が作んねん…て話であるが)。