来年の巣箱の用意に入る。
投稿日：2021/11/7 18:21
今回購入したのはこのグラインダー。
なぜこれがいるかというと、、、ある日郡上の山の家に来た時デッキに大量の巣箱が積んであった。
ブルーベリー畑と巣箱を置かせてもらっていた小屋の地主さんが置いていったものだった。このあたりの土地では古くからニホンミツバチの飼育があったが、秋に全採りする手法（最初は反対もしたが、熊の出る地域ではそれが安全で確実に蜜が採れる方法だったのだと思っている。）で私の越冬前提の飼育方法との違いを地主さんと毎回話し合いとなっていた(笑)が・・・私が積雪２ｍ、気温－１５度の土地で飼育していた群を全部越冬させたのを見て、地主さんも考えを変えていた。
私の使用している巣箱の板厚と同じ板を用意して地主さんも自分で巣箱を作ろうとしていた。
しかし、そこで地主さんが脳梗塞を発症。回復はしているものの、もう無理かもと私に巣箱を全部たくしてきたのだった。その巣箱、よく見るとザクザクに切ってあり隙間だらけのガタガタな巣箱。薪ストーブにくべたろか？とも思ったが(笑)ちゃんとした巣箱にして地主さんに蜂入れて返せたらいいなぁと思い、少し削って作り直すことにした。年末年始の休みはその作業だな。
熊が壊してしまった巣箱も使える破片は継ぎ足して巣箱にしている。頭を突っ込んで食べた巣箱も整えて待ち箱行き。１個も箱は無駄にしない。資源はすべて使う。
ここそこに積みあがる巣箱。ほぼジェンカの世界に入っている。
今まで完全に敷地の中、そしてその奥に巣箱を置いてきた。来年は初めて不特定多数の人が入れる場所に巣箱を置くことになる。土地提供の材木屋の社長さんが「過去２回盗まれたことがある」と。
「自然界にいるものだから」とか盗む側にも盗む理論はあるのだろうが、話てくれたら分蜂群を分けてあげることもできるかもしれない。蜂も巣箱も盗まないでほしい。例えば「防犯カメラ作動中」のステッカーを貼るとすると・・・なんとも思っていない人が、価値のあるものだと思ってしまうかもしれない。難しい。
こんなの役に立つものではないが、最新巣箱はすべて焼き印を入れてある。
守り神になってくれ。
来年は何セット用意しようかなぁ。
＜番外１＞
赤く紅葉したブルーベリーたち
ぐるぐる巻きにして雪囲い完了。雪に間に合った。ほ。
毎年１１月が正念場なのを何とかしたい(笑)
＜番外２＞
ここ１ヵ月作業している薪のローテーション。乾燥した薪、乾燥させる薪のトータル５トンのローテーションが完了した。肩にメロンができるほど薪を上げ下げした。
これも毎年たいへん過ぎるので何か簡素化したい。そう宝くじ当てて、乾いた薪を購入「ここに置いてちょーだい。」と上級国民になることだ。
＜番外３＞
デッキを片付けていたら出てきた。
クッキーの押し型とケーキの型。
(笑)京都のニホンミツバチ養蜂研究会でハッチさんにお会いしてハニーバターパウンドケーキをプレゼントするはずだった型。きっとまたこの型が活躍する日も来るでしょう。
