去年初めての採蜜で浮かれて、ほうぼうに巣蜜を配り捲ったおかげでしょうか?、ミツバチ飼育を始めたいという方が巣箱を観たいと希望しているから紹介して良いかと、電話がありました。
去年入居の一群しかいない初心者なのにと大変恐縮しながら、土曜日午前に、観察会をやってみました、、、、
ウソです、恐縮してません。こういう展開を待っておりました!
参加されたのは同じ市中で個性的な花屋さんを夫婦で営むお二人と、隣の市中で貸し農園を営んでいる方の3人。
貸し農園の敷地でニホンミツバチを飼育したいという事で、花屋さんは蜜源となる植物を手配しようと考えているようでした。
はじめに、去年ニホンミツバチが入居した待ち箱置き場を見ていただくために、さるかに農園の秘密基地に集合頂きました。
巣箱の仕組みや置き場所のイメージを体感頂きました。
そして、現在巣箱を置いてある場所まで移動して、巣箱の実際と、巣門付近に大量に落ちている巣クズを掃除しながら、越冬ミツバチの内見です。
気温が低く、出入りするミツバチがまったく居ないので、みなさん、自分のスマホを巣門から差し込んでの撮影会。
説明や質問に答えながら、自分は温湿度ログを回収。
↓巣箱の外 天井上の温湿度。最低気温マイナス5℃以下を記録してます。
↓巣箱内スノコ上の温湿度。室温は0.2℃が最低。湿度が素晴らしい。上のグラフと比較してみて下さい。
ちょっと騒がしかったのか、働きバチが一匹スクランブル、私を襲って来ました。右眼瞼付近にとまり、ちょっと焦りました。
手で優しく掴んで離しましたが、刺されなくて良かった、、、
この日の予定はココマデだったのですが、話しが盛り上がって、今度はミツバチ飼育を考えている貸し農園を私が視察させて頂きました。
驚いたのが、貸し農園の場所。かなりの市中で、両隣りはマンションか。大通りにも面しております。ミツバチ飼育には近隣のクレーム対応が大きな鍵になると思いましたが、どうやらご実家がこの付近の古くからの農家さんで地主らしく、本人は息子さんで建設業、貸し農園では手作りのピザ窯があり、マンションの住民にも声を掛けてコミュニケーションをはかっているととことで、問題への対処力はあると思いました。
とりあえずは、今春の分蜂一群はここに置かせて頂くことに致しました。ああ、ちゃんと捕獲出来るのか?
巣箱を試作されており、材料の手配も建設業ですからお手の物。ああぜひ、私の巣箱の材料もお願いしたい!
オマケに、私の原木椎茸体験にも興味を持って頂き、その場でご注文頂きました。ありがとうございます。
話しに夢中でここに載せられる写真を撮っていませんでした。