投稿日:2022/5/22 23:05
元気そうに見えた越冬した群が分蜂時期にスムシに侵食され全滅してしまったようです。内検しに行くと巣門に雄蜂と思われる死骸が多数転がっていました。そして底板を引き出すと底板前面に死骸が重なり巣門を塞いでしまっていました。
何が起きたのか分からず中の写真を撮ると、蜜蜂の姿は見えず巣板のみで白くなっている部分が見えました。さてはスムシかなと思ったわけですが、先週までこの事実は全く気が付きませんでした。白い部分は、蜜蜂に覆われていて見えなかったと思われます。
全部で6段の巣箱を上から解体していくと、蜂の姿は全くなく巣板にも蜜が溜まっている様子はなく、やはり白い綿のような塊が蔓延していました。白い部分は、綿あめのようではありますが結構固くなっているところと、黒い粒粒を含んだ粘り気を持った白い綿状のところが多数ありました。初めて見るので、気持ち良いものではありませんが、何が起きたか把握するため、上から巣板を崩して行きました。
この群は内検時に王台も確認出来てすべて順調そうに見えました。しかし目に見えないところでスムシに侵されていたようです。解体して王台が付いている巣板を見ると筋状にスムシに侵されている様子が分かりました。下からのみの内検ではこの状態は見えませんでした。
これらの様子から、よくわからないのは、なぜ雄バチの死骸だけが残っていたのかという点です。前からスムシと戦っていたが、いよいよ手に負えなくなることが分かり巣を飛ぼ出したのかと考えています。何とかどこかで生き続けていてくれれば良いかなと思っています。
順調だと信じてスムシ対策のメントールを入れていなかったことも敗因かなと思っています。
メントールは、スムシ対策にはなりません
一週間でこの巣のような状態にはならないと思います
スムシは、常時巣箱にいて、蜂がたくさん居るときは、巣箱の底に落とします
それが落とすことができないほど群が弱体化してたということですね
早い時期から、女王が居なくなり
働き蜂が産卵して
その卵はすべて雄になります
その後働き蜂が寿命で死んで
雄ばかりになって餓死したと思います
雄蜂は、自分達では蜜を集めれませんので
2022/5/23 06:35
ひろぼーさん 雄バチの残骸の説明ありがとうございます。
写真の記録を振り返ったところ、4月17日に内検したときのものがありました。
この時は下から見た状態ではスムシらしきものに気が付きませんでした。ただ、以前に比べ頭数が減ったと感じました。その前は、巣が見えないほどの群れになっていました。
この時、近くに設置した待ち箱に入居したので、分蜂群がいなくなって減ったものと信じていました。
その後は、見に行った時に出入りをしているか否か外から眺めるだけで中まで確認しませんでした。その間に、スムシの危機がこの群を上の方から襲っていたのかもしれません。
新規に入居してくれたので、そちらに気を取られて、古い群のほうは安心しきって管理がおざなりになっていたと反省しています。巣門のところの死骸の塊を見た時のショックは忘れられません。
2022/5/23 21:07
はっちゃんさっちゃんさん コメントありがとうございます。
この群は昨年秋に6段で採蜜せず、かつ給餌もしないで、蜜に関しては自然に任せた状態で無事越冬してくれたものです。3月にふん害の近隣トラブルで1.5KMほど移動したことがあります。その間の内検では、下の方まで群が来ていて巨大な群と思っていましたが、上の方かスムシに侵されて下の方に寄っていただけということかもしれません。
内検するといっても中間部分の様子はなかなか観察できません。最上段は上から見ることができますが、それでもスムシが巣くっている状況には気が付きませんでした。ただ、巣には蜜はなくいつまで経っても空いた状態が続いたのは不思議に思っていましたが、これも今となってはスムシのせいかもしれません。底板の糞もあったのかもしれませんが、実物を見たことがないので予兆に気づけなかったかもしれません。
何とか1年のサイクルを無事に終えることが出来ると思っていた矢先、最後の最後に大きなトラブルを起こしてしまいショックです。
2022/5/23 21:22
巣虫被害で越冬群は逃去か全滅か
amish
千葉県
2021年、千葉市北部辺りで日本ミツバチを捕獲し、すべては初めての経験・勉強中です。ミツバチを育てることは、里山地域の環境復活保全につながるという考えに共感して...
amish
千葉県
2021年、千葉市北部辺りで日本ミツバチを捕獲し、すべては初めての経験・勉強中です。ミツバチを育てることは、里山地域の環境復活保全につながるという考えに共感して...
amish
千葉県
2021年、千葉市北部辺りで日本ミツバチを捕獲し、すべては初めての経験・勉強中です。ミツバチを育てることは、里山地域の環境復活保全につながるという考えに共感して...
ひろぼー
佐賀県
2018年4月16日 たまたま自宅屋根裏の群れが分蜂したので、飼い始めました ほぼ毎日眺めてます よく体当たりされます 構いすぎでしょうか? 欲張りなので...
ひろぼーさんの見立ての通りと思います。ここまで放置していたらこうなります。堆積した巣屑の厚みを見ると1ヶ月は経っている感じでしょうか。貯蜜不足になり餓死したものと思われます。
貯蜜は冬越しのためと思われがちですが、ギリギリしかないと分蜂の時にも蜜切れになります。分蜂する群がほとんど残っていない蜂蜜を持って出ますので、うちわで盗蜜されたみたいな格好になります。第一分蜂、第二分蜂、第三、、、となると持つものも持てずに逃去に近い形で出ていき、残された末娘女王と家来たちは群を再建できる状態ではないので。
白い塊はスムシの繭です。2月頃から大量の糞が底板に落ちていたはずです。
2022/5/23 07:18
amishさん、こんばんは。
蜜切れ→餓死という結果はまず間違いないと思うので、分蜂の回数が多くて、最後の末娘女王の群に貯蜜が残されなかったのかもしれませんね。
巣箱の更新と言うのは、私たちにとって憧れの形で、群をダメにしないで毎年越冬させ、分蜂させ、更新させることを何年も続けるのはちょっと難しいし運もあると思います。出ていく分蜂群にとって、「残された巣なんてどうでも良い、自分達だけ生き残れればそれで良い」と、分蜂の群は思っています。大きな群(段数が高い)であればあるほど、蜂数も少ない末娘女王群にとって巨大な巣脾は負の遺産だから、分蜂が終了した時点で上を2段くらい切って、蜂が覆うことができずに露出巣脾となっている部分を外してしまう、そして最下段の巣脾最下部(王台がある巣脾)もちぎって、その時の蜂数に見合う巣脾の規模を維持していくことが重要です。これを無駄巣の除去と言います。以前行った無駄巣の除去の日誌です。
スムシが湧くこと自体は自然の摂理ではないかと思っています。確かに言えることは「巣脾が露出」したらスムシに狙われやすい、、、と言うことですね。蜂数が少なかったら、その数で覆い尽くせるサイズの巣に減らしてあげることで、多少の援護射撃になると考えます。
2022/5/23 22:35
はっちゃんさっちゃん
千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
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