梅雨の中休みとなった6月18日10時過ぎ、裏庭で羽音がするので行ってみると蜂雲が!すぐにクスノキの太い枝に蜂球になりました。雄蜂を伴っているので夏分蜂なのでしょうが、さて何処からやって来たのか?
我が家には西洋の侵入のあとにアカリンダニ症になって回復途中の0.5群と薬害と思われる大量死で消滅寸前の0.1群だけ(前回日誌で投稿)、分蜂はあり得ません。周りは畑のほか民家と介護施設がありますが、ミツバチ飼育のことは皆知っているので自然巣があれば必ず分かるはずです。元巣は果たして何処?
固まって静かになった蜂球にそっと近づいてみると皆何故かすごく穏やかな表情をしています。目が合った瞬間「私たちはここに住むのです。」その言葉が脳裏を駆け抜けました。そうか、そうなのか… と、よく考えたらスムシにやられて巣箱は皆片付けてしまった。一つだけ作りかけの六角巣箱があるのを思い出しました。庭に似合いそうだと作ってはみたものの、巣門もなく未完成、とりあえずローズピンクに塗って今年はオブジェとして庭に置き馴染ませてから来年使えればと考えていた六角巣箱、これに入居してもらうことにしました。
5月に西洋群の乱入から引き離すために2.0kmの場所に一時退避させたところ逃去してしまった群がそれまでいた枝垂れ桜の下へセットしました。見慣れない巣箱のためか最初は周りを飛び回っていましたが徐々に落ち着きました。もしかしてその時逃去した群が元の場所に戻ってきた?そんな想像をしてしまう不思議な群です。
前回の日誌です。https://38qa.net/blog/285017