リビングの窓で「ガツン」と衝撃音がしたので点検しても屋内には異常がありませんでした。念のため戸外に出てみるとムクドリが目を閉じ、嘴を開いて横たわっていました。
インフルエンザの危険性が?とも頭を過ぎりましたが放置しておくと野良猫に咥えて行かれる危険性があるので両手で抱きかかえて半時間ほど温めているとやがて片目ずつ開いたり閉じたりと次第に手の上で意識を取り戻してきました。
更に一時間後には翼をバタバタさせ始めたので玄関脇の木斛の上に乗せて様子を見守っていました。
その半時間後には弱々しくも精一杯羽ばたいて近くの電線の上に飛び移りました。よく見かけるカラスが近くに居ないのを確認してから屋内に戻り、気づいた時には電線にはその姿が消えていました。無事に仲間たちの下に帰ったことと信じています。