昨年 徘徊している蜂の 気管が見たくて 捕獲し 顕微鏡検査をした 。
上の写真は この蜂の気管です。
全体に 褐変と 何かの陰影がはっきりと出ている。 しかしこれだけではアカリンダニと 確定できないので 気管を切開して 見ると
この 写真のようににアカリンダニが 確認できたので この蜂は明らかに アカリンダニに寄生されて いて しかも 気管全体に 確認ができる。 重症です!
これでは 十分な酸素を得ることができないので 飛ぶことも また 体温を上げることは難しいでしょう。 そして ここに至るまでに 多くのアカリンダニを 輩出したことは間違いないでしょう。
1 アカリンダニはどこから入ってどこから出て行くのか
これは一番大きな 気管である 第1気門から
2 アカリンダニはどこに寄生しているか
これは気管 だけでしょう。
2 アカリンダニは どこで 移ってくるか
これは 密接密集して いるところで
3 蜂が死ぬとアカリンダニも死ぬか
いえいえこれは 蜂は死んでもどっこい 2、3日以上は気管の中で生きていると 思います。 検体採取後 2、3日経ってから 自己検査をするとよくわかります 。
4 検査に必要な検体数は
数が少ないと 寄生率低い時は 発見 されにくいです 。多ければ多いほど良いですが 限度がありますね。 20体ぐらいは欲しいものです。 家畜保健衛生所にもこれぐらいはお願いしたいですね。
1 アカリンダニを完治することができるのか
そもそも完治を証明することが非常に困難、いやできないのかもしれません。
3 何か異変がありアカリンダニかどうか心配になった時
ここのサイトに相談すると同時に家畜衛生保健所にミツバチの異常ということで 連絡されるのがいいと思います。
それにしても このシーズンはアカリンダニの投稿が 少ないと思いました。 私が見逃しているのかもしれませんが。
関心が薄れたのか もう当たり前のことと なってしまったのか!
残念ながら コロナと同じように ウィズアカリンになってしまいましたね! 長ーいお付き合いが必要なようです。
この内容は私の今までの学習や 体験による主観です。 何かの参考になりましたら。
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