本日朝家の裏山に設置して有る巣箱をいつもの様に見に行くと洋蜂の巣箱に5匹程のオオスズメバチが襲撃に来て居て巣門を齧ったり飛び回ったりしている!最近仕事が忙しく三連休の今日正に捕獲器を作り設置しようとしていた矢先。
当地は山の中に有りオオスズメバチの多い環境だと思うが春先にペットボトルトラップでたんまりスズメバチ嬢王を捕殺しているせいか今まで襲われて居る現場に遭遇する事は無く、初めて見るその光景は想像以上に恐ろしい迫力で度肝を抜かれた、、、。
すぐにズボン二枚重ね上着二枚重ねの上から西洋ミツバチ用の防護服を着込み初めて使用するネズミ捕りシートを持って巣箱に近づくとすぐに襲って来てカチカチと威嚇され羽音の迫力に圧倒されつつ何とか1匹ペッタンこして巣箱の上に設置!すると次々に引っ付き合計7匹。因みにうちの洋蜂は話に聞く様な集団での応戦はせず1匹残らず籠城していたのでその後内見して無事を確認するまでは巣を放棄して逃去したのか???と思っていた、戦死した死体も無く早期発見が功を奏したのか恐らく被害はゼロ。
少し離れた和蜂の巣箱も心配になり見に行くとやはりこちらにも1匹来ていた。洋蜂を襲いに来た奴が和蜂の巣箱も発見してついでとばかりに襲いに来たようだ、こちらもペッタンこして巣箱の上に設置すると5匹程かかった。所有して居る和蜂4群全てに8月にステップゲートが装備して有るが和蜂の方も地面に戦死者無し。
来ていたオオスズメバチが斥候だけで元巣のスズメバチにはコチラの位置が伝達されていないのか、それとも元巣からの応援も混じって居て更に援軍が来るのかわからなかったので暫くは注意して見ていたけど、どうやら斥候のみの段階だった様でその後は平和。
襲われた巣箱は皆で大騒ぎの匂い消しをした後に平穏を取り戻し一安心。初めて味わったオオスズメバチの襲来は想像以上に恐ろしかった。
因みにキイロスズメバチは日常的に現れて居るがそのほとんどが洋蜂の巣箱に来て居て和蜂を襲いに来る事は稀。和蜂は6段積んで有る越冬の強群と今年夏分蜂で入った3段群、洋蜂はホ式が6枚入る巣箱2段の合計12枚なので群勢で見れば少なくとも洋蜂が一番小規模と言う訳では無いのにやはりキイロスズメバチ、オオスズメバチ共に熱殺蜂球を持つ和蜂よりも洋蜂の方が狩りやすい事を知っている様だ。
今日の事も有りさっそく西洋蜜蜂用の捕獲器を作ったので明日設置しようと思う。和蜂の巣箱の方は様子を見ながらステップゲートだけで何とかならないか注意深く観察しようと思う。