皆さま、お世話になっております。
だいぶ冬の寒さもやわらぎというか暑すぎて半袖で仕事しています。ミツバチの勢いも日に日に増してきてそろそろ継箱にしようか悩む群も出てきました。今年も蜜をたくさん集めてきてほしいものです。
さて、タイトルの件ですが、以前から興味を持っていたウレタンスチロール製の巣箱を試しに購入してみました。巣箱だけでなく、継箱や隔王板も購入しましたのでまだ使用前ですが今の時点で分かる内容をレビューしてみたいと思います。
まず既存の木箱との一番の差である重さですが
写真① さわら材の木箱
写真② ウレタン箱
さわら材の木箱 6.8kg
ウレタン箱 3.25kg
と2倍以上の開きがありました。持った瞬間かるっ!と思うくらいウレタンのほうが軽くて腰にやさしいです。
お値段も既存の木箱は年々値上がってますがウレタン箱とそう変わらないのも魅力的です。
また、ウレタン巣箱の特徴として底版に大きな違いがありました。
写真③
写真④
写真⑤
底版に換気?口がついています。
底板全面というわけではないのですが、これはもしかしたら合成ダニ剤を使用した際に下にねずみ取りシート等をうまく設置していたらミツバチから麻痺して落ちたダニが張り付いて再度這い上がるのを防ぐ事も期待出来るのでしょうか?
今年試しに粘着シートを設置してみたいと思います。
続いて一番使用時にダメージを受けやすい部分、巣枠と載せる部分の強度です。
写真⑥
ここはウレタンではなく、プラスチックのようです。ハイブツールでぐりぐりやっても大丈夫そうでした。
巣門はこんな感じである程度開閉出来ます。
写真⑦
継箱との間に使用する隔王板です。
写真⑧
写真⑨
隔王板ですがちょっとふにゃふにゃしてます。
写真⑩
ちょうどプラスチックの枠に入るような感じです。
写真⑪
継箱を載せた状態の隔王板
⑫写真
蓋の換気口
あとは断熱性能ですが、影響するであろう肉厚が一般的な木箱は15mmのところ、ウレタン箱は20mm前後あるように見えました。(でっぱりがあってうまく測れず)
かなり軽いですし、使い勝手は良さそうです。
あとは経年劣化により巣箱がいつまで使えるかという点や、木箱と違って底板にくっついた蜜蝋やプロポリスをハイブツールでそぎ落とすのに破損させないか心配な点、そしてバーナーで焼く事が出来ない等のデメリットも懸念されます。
とりあえず一年使ってみての使用後レビューなんかも今後書いてみたいと思います。
ご参考までm(_ _"m)