帰宅して車を車庫に入れようとシャッターを開け、ふと頭上を見ると蜂雲が飛散していました。自宅と車庫兼倉庫の間(長さ24m、幅5~8m)の通路に三か所の待ち箱【東の入口から8mの南側(A)、そこから6m西側の北側(B)、更に8m西側の南側(C)の配置】を設置していました。
どの待ち箱に入居しようとしているのかワクワクしながら(A)に近づくと、まずまずの蜂数が発着台に集まっている最中でした。
何気なく西側を見ると、濃い蜂雲が舞っているので(B)に近づくと発着台やキンリョウヘン二鉢に集結中でした。
更に(C)に近づくと脚台から発着台を経て巣門に相当数の蜂数が吸い込まれていく途中でした。
まさかの同時三カ所への自然入居かと思われましたが(C)に比べて(A),(B)は蜂数が少なく落ち着きも無さそうでした。(C)の全ての蜂が入巣し終わっても(A),(B)の発着台には数十匹の蜂が残って待ち箱を守っていました。そこで、底板を静かに抜いて(C)の巣門に近づけて入巣を促し、まだ残っている蜂達が底板に乗り移るのを待って(C)へ移動を促すこと11回で(A)は8割りくらい、(B)は10割りの残り蜂を移動できました。2割りの蜂は(C)から(A)に舞い戻るのでこれ以上の移動支援は断念しました。待ち箱が隣接している場合にはこのような事が起こるのだと反省しながら初体験を記録しました。
追記:この直近10日間の雨天や低温の日以外では毎日(A)に探索蜂が15〜20匹、(B)に5〜6匹、(C)に1〜2匹が常駐していました。分蜂までの本日の探索蜂(A)(B)は0、(C)は1匹だけでした。