ミツバチ好きに庭に植えるように推奨されている植物の一つがアサヒカズラ(朝日蔓、学名:Antigonon leptopus)です。やっと花が咲いたのでカメラを持って見に行ったらブルービーが蜜を吸いにきていました。ベランダにあるタイバジルの花には茶色のベストを着たBlue-banded Beeが来るのを目にしますが、この子達は別の種類ですね。アサヒカズラはメキシコ原産の蔓性植物で、花がつくまで時間がかかりますが、つけ始めると年間を通して咲き続けます。
最近、ポドキャストの「ゆる生態ラジオ」を家事をしながら聞いています。みつばちに関して興味深い話がありました。日本で一番蜂群数が多いのは沖縄県だそうです。しかし、沖縄産のハチミツなんて聞いたことがありません。沖縄は温暖で蜂(西洋さんですね)を増やしやすいから、蜂達を全国の養蜂家に売っていて、蜜を収穫するための養蜂はほとんどないとのことでした。南国はいつも緑があり、花が咲いているイメージがありますが、実際に蜜源になる花は少なく(沖縄ではセンダングサが主な蜜源)、蜜を収穫する養蜂には適した地ではないそうです。
我家のミツバチはニホンミツバチの親戚だけど、蜜を収穫するほど集めているように見えません。観察しているだけで楽しいので、それで良いのですが・・・では、なぜ集めないのか疑問でした。巣箱の形が不適切?南国気質でのんびりしているから自分達が食べる分以外は集める習性がない?否・・・答えは蜜源が少ない・・・今頃気づくとは。南国の花と言われ思い浮かぶのはプルメリア、ブーゲンビリア、ハイビスカス、そしてラン。1年中どこかで咲いていますが、蜜源にはなりません。貴重なアサヒカズラを大切に育てまーす。