投稿日:19時間前
昨年9月、我家の外回廊にある本棚で巣を作り始めた時、強制捕獲して巣箱に移ってもらったBook組は、隣家の工事による振動で逃去したヤシ組や竹組と習性が少し違いました。まず、移居後のウエルカム砂糖水には全然興味を示さず、巣箱の外で待機する蜂娘もゼロ。存在を隠しているせいか、スズメバチが巣箱の周りを彷徨くこともありませんでした。花粉をつけた蜂娘を目にしていたし、時々、中を覗くと少しずつ巣板が大きく、数も増えていました。
しかし、本格的な雨季が始まる12月までは順調に群れは成長していたのですが、大雨が続き(バリ島では大きな木が倒れて観光客が被害に遭うほどでした)、1月末には巣板が見えるほどに数を減らし、死骸や蜘蛛の巣らしきものまでありました。ミツバチは余程のことがない限り巣箱の中では死なないと思っていたので大ショック!
巣箱から死骸などは撤去して、砂糖水を補給したのですが飲みにきませんでした。
四季がある地域のミツバチと異なり、冬に備えて大量の蜜を保存し、巣箱の中で春を待つ習性はありません。今年の雨季のように終日雨が降ったり、嵐のように風が強いと集蜜作業ができなかったり、巣に帰ってこれなくなったり、花自体が少なくなり餌不足?・・・問題が多くあったのだと想像できます。
3月になり、雨量が減り始めた頃から花粉をつけた蜂娘達を見る機会が多くなりました。
2ヶ月弱で巣箱の端まで巣板が延び、最近は箱の外まで蜂が出てきています。いつ分蜂してもいいくらいに群れが成長した証ですね。空の巣箱を庭の一角に置きました。キンリョウヘンの代わりに誘導する植物があれば良いのですが・・・でも、本棚を選んだ蜂群の子孫なので本を巣箱の上に乗せて置こうかとも考えましたが、どうでしょうか。
ハッチ@宮崎
宮崎県
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sawananaさん、こんにちは!
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19時間前
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