昨日の朝 各群の底板上をチェックしたところ、6群中2群で、底板上と巣門前にたくさんの麻痺蜂が確認できました。 三女群で 150匹ほど、自主入居群で 80匹ほどでした。 ちなみに他の4群では、15~30匹を確認しました。
ちびっ娘を観ると、赤舌出しはなかったので 『寒冷麻痺』 と判断しました。 普通ならその日のうちに蘇生措置を行いますが、昨日は終日冷たい雨というコンディションだったので、1日見送ることにしました。 … ちびっ娘達を温めるのに 人工的な熱源を当てるべきではなく、日光を使うことに決めているからです。 また、低気温が続く見込みなので、麻痺蜂がもっと増える と考えました。
以下の写真は、2群の底板上と蜂球の様子です。
三女群では 100匹ほど増えて 約250匹に。 蜂塊下面は少し上昇して、背板下端が見えるようになりましたが、全く問題ないようです。
自主入居群では、70匹ほど増えて 約150匹に。 蜂塊下面は少し降下していて、問題なし。
今日は朝から陽が射してきたので、麻痺蜂をトレーに取り上げて日光浴させたところ、午前中で9割強の蜂さんがトレーを出ていました。 私の感触では、その内7割程が飛んで巣箱に戻ったと思われ、残りの3割は飛べずに地面に自主落下して、死に場所に向かって巣箱から離れる「最後のお勤め=逃避行」をしていました。 『本当に ご苦労様でした!』
尚、お昼に 麻痺蜂全体の1割弱がトレーに残っていましたが、その半数は蘇生してもがいている状態でしたので、飛べるまでに回復してくれることを願っています。
それと、忘れずにその他の4群の麻痺蜂達も日光浴させました。
下は 正午頃の三女群のトレーの写真です。 収容時はトレーの底面にぎっしり麻痺蜂が並んでいました。
この後どうするかといいますと、2時間ほどしたらトレーを下ろして巣箱に立てかけ、縁から地面に這い出せるようにしてあげます。 その時点でトレーの外に出られずもがいているちびっ娘は、群に戻ることは難しく、逃避行ができるように地面に誘導してあげます。
全群の麻痺蜂収容の際に 底板に積もった巣クズを清掃しましたが、4群の底板上に液体溜まりがあって ?? ⇒ サラッとしているので、結露水と判断。 巣箱上部の気密性が高いのと 蜜蜂達がハチミツ製造に励んでいる証なので、小さくガッツポーズ!