今年の初め頃は暖冬で、このサイトでも季節の移ろいや蜜蜂の分蜂は例年より早いのではないかとの話題で持ち切りでしたが、3月に入るやいなや、ここ八ヶ岳南麓でも予想もしなかった寒の戻りに遭遇してしまいました。
3月だけでも氷点下になった日が22日以上、その内-10℃以下の日が5日以上ありましたし、積雪も3月だけで6回もありました。
それゆえ我が山荘の梅も、昼間の最高気温が14℃まで急上昇した1昨日にやっと梅郷梅(写真②)が、続けて昨日には豊後梅(写真③)が開花しました。もちろん桜の開花は、まだまだ先のようです。
そんな訳で今シーズンの誘引蘭の開花目標日設定も二転三転。一旦は目標日を例年より10日ほど早め、それに合わせて3月3日に開花調整を始めましたが、その後の寒の戻りで、開花調整もひとまず中断。目標日を例年並の4月下旬に戻すことにし、当初の開花調整を修正することにしました。
果たしてそれが上手くいくかどうか……。そして何よりも、開花目標日を再設定した4月下旬頃に、分蜂群がこの高原まで上がって来てくれるかどうか……。
ちなみに最初の開花調整で、誘引蘭の花芽はこんなに大きくなってしまいました。
キンリョウヘンの花芽です。7鉢で13本+αの花芽が伸びています。
ミスマフェットの花芽です。4鉢で7本の花芽が伸びています。
一旦動き出した花芽の生長ゆえ、開花時期を遅らせるのは無理かも知れませんね。その場合には、先日購入した待ち受けルアー3個が役立つと思います。これらで、昨夏から蜜蜂ゼロになってしまった我が蜂場(山荘敷地内)に、再び新たな蜂さんたちが来てくれることを願い、入居を待ちたいと思います。
次亜塩素酸水で消毒済みの待ち箱は、本日中にバーナーを使って蜜蝋を塗布し、敷地内のあちこちに取り敢えず5つほど置く予定です。