投稿日:2024/4/18 12:47
この動画で全体を見られる。
以下は抜粋、スマホで写真撮り。
採蜜時期は2021年10月26日 オオスズメバチが出没している時期だろう。
この群は越冬群なのか2021年の春の分蜂群なのかは分からない。
驚いた事に天板を外さない。 これは重要な事だと思う。
丸洞の天井側を地面に置く=逆さまにする。
この丸洞は高さが小さいように見える。男性の膝と同じ高さ。
避難用の箱を上に載せる。
長い事(30分とか)音と振動で避難箱へ追い上げる。
いよいよ採蜜、作業しやすいように架台が容易されている。
巣板を外す道具は青竹の半割を使っている。
天板との固着を切り離すのは長い柄の先端がL型になっている道具。 適当に廃物を利用せよ。
巣板を丸ごと引き出すと、恐らく赤色で示した辺りが壁にも固着していたと推測。
つまり、蜜が溜まった重い巣板を天板と横壁に固着しているが巣板の真ん中から下は壁に固着していない。
これは恐らく共通した固着方式だと思う。
下の写真は2枚目だったか? 貯蜜と育児が混じっているのか育児部分はほとんど無いのか?
私には分からない。 時が10月26日なので産卵・育児が少なくなっているのかも知れない。
3枚目の巣板? 天井あたりがもぎれているが壁に固着していたのかも知れない部分を切り底損ねているのか?
巣板は7枚だった。半分の3枚か4枚を全部採って3枚は越冬用に残す。
採り終わったら濡れ布だこぼれた蜜を丁寧にふき取る事(蜜がこぼれているとオオスズメバチや蟻を呼び寄せる?)
採蜜が終われば避難箱の群を丸洞へ戻す。
これも超時間かかるようだ(1時間とか)
最後はこれ位離して自然に丸洞へ戻るのを待つ。 動画は20倍速。
なかなか丁寧な動画だ!
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
纏めると
①天板は外さない。
②丸洞を逆さまに置いて避難箱を載せて叩いて追い上げる。
③竹の半割や長いL字ナイフで巣板の半分を切り出す。
④採った後は綺麗に掃除する。
⑤避難箱の蜂を丸洞へ戻す。
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育児巣房があるが有効活用がなされていない。
2024/4/18 12:50
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
丸洞での採蜜の仕方で天板を開いて上から10cm位を採蜜する方法があるが、重力的に一番大切な巣板の固着の天井を切り離すので、その途端に巣落ちする恐れが充分ある。
いままで、その事を明快に示したものは見た事がない。
想像するに巣板と壁との固着は全体ではないので、上から10cmが安全なのか、20cmが安全なのかこれはその群の固着箇所を正確に読めないとアブナクテできない作業だ。
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2年まえの6月に丸洞で上から5cmだけ採蜜した為に数日後に全体が巣落ちした経験がある。
日本みつばちは人間が天板との固着を切り離す事はDNAに書き込まれていない。
なのでこの方法は無条件に推奨できるものではないとここに明記する。
2024/4/18 13:01